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人と地球の未来を開く!次世代自動車のコア技術

おもしろ「技術ワールド」

3F

ハイブリッド自動車が大人気!その背景は・・・

快適な生活に安住していると・・・

大気や海洋の温度の上昇いわゆる地球温暖化は、生態系への影響や海面上昇による海岸線の侵食につながることが懸念されています。生態系では食料生産量の減少や絶滅する生物種の増加が心配されます。海面上昇は島がなくなったり、砂浜の消失につながります(国土が減ったら領海も狭くなってしまいます)。また集中豪雨や干ばつ等の異常気象の原因ともいわれています。

地球温暖化の抑制は特定の国や地域の努力だけでは効果が限られるため、国際的な取り組みが行われています。

地球温暖化の主な原因は二酸化炭素(CO2)やメタン、窒素酸化物などの温室効果ガスの増加と考えられています。元来、温室効果ガスは地上に必要なもので、温室効果ガスがなければ地上の大部分が氷点下となり、人間が生存することもままなりません。しかし地表を覆う温室効果ガスが人間の便利な生活の代償として増え続けている現状は、バランスの悪い食生活を続けているようなものです。すぐに病気になるわけではありませんが、将来大変なことになると予想されるということなのです。

人為的に排出される温室効果ガスの大部分はCO2が原因で、運輸部門はそのうちの約2割を占めており、大きな排出源としての削減努力が求められています。

便利で必需品の自動車なればこそ、エコが求められる

自動車は人の移動や物流を支える交通手段として、社会的に大きな役割を果たしてきました。その便利さゆえに現代社会の必需品となっていますが、だからこそ燃費向上は地球温暖化対策として重要な課題です。日本や米国は自動車の燃費の最低基準を設定し、欧州は直接的にCO2規制を強化しています。 燃費を向上させる方法(CO2削減の対策)として、石油系燃料への依存を低減すること、駆動系(エンジン、モータ)の改良、車両軽量化(車両が軽くなれば少ない燃料で遠くまで行けますね)等があります。 このように自動車技術は「安全性」、「快適性」など従来からの要求に加えて、「環境適応性」「環境負荷の低減」など、より多くの時代的要求を受けて進化を期待されています。

ガソリンなど化石燃料の使用をゼロまたは大幅に減らして環境負荷を和らげる自動車が次世代自動車と位置づけ られます。次世代自動車は駆動方式から、エンジンおよびモータで駆動するハイブリッド自動車(HV)、エンジンで駆動する天然ガス自動車(NGV)とクリーンデッィーゼル自動車(CDV)の普及が進んでいます。そして、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド自動車(PHV)の市場への参入がはじまっています。今後は燃料電池自動車(FCV)の参入が見込まれています。

またガソリン等石油燃料系自動車においても、燃費改善・CO2排出抑制のため、エンジン効率の向上、駆動系の改良、車両の軽量化等の技術開発が進められています。その結果、より多くの省エネ技術が開発されています。

自動車燃料では、燃焼してもCO2を発生しないバイオエタノール等バイオエネルギーの研究が進んでいます(経済産業省 次世代自動車・燃料イニシアティブより)。

次世代自動車の種類
次世代自動車の種類

スマートコミュニティ実現における次世代自動車の役割

太陽光や風力など環境にやさしい再生可能エネルギーが大量に導入されることが進められていますが、電力ネットワークの電圧が変動するなどの課題があります。また、震災の時のエネルギー供給の確保が課題となります。

このような課題に対応して、電気だけではなく、熱や交通も含めたエネルギーを効率的に運用するシステムが検討されています。これがスマートコミュニティです。

EVやPHVには蓄電池から電気を供給することで、スマートコミュニティ実現に貢献することが期待されています。

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3F おもしろ「技術ワールド」
  • 01 放熱技術
  • 02 超電導ケーブル
  • 03 次世代自動車
  • 04 スマートグリッド
  • 05 大容量光通信技術
2F 製品ができるまで
1F 技術の系譜

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