4.うまくいかない

    (通信)

    今まではターミナルアダプタ(TA)+Win95(ダイヤルアップネットワーク)を使用しプロバイダに接続していたが,MUCHOに置き換えたらうまく動作しなくなったのですが?

    Win95に設定していたプロバイダとの契約内容が正しくMUCHOに設定されて いるか確認して下さい。
    MUCHOが必要とする契約内容には次の項目があります。(ダイヤルアップ端末 型の場合)
    • 「認証アカウント名」
    • 「認証パスワード」
    • 「接続相手のISDN電話番号」
      (これらの名称は,プロバイダによっては異なる名称を使用している場合が あります。)
    • 「DNSサーバのIPアドレス」
      (MUCHOのDHCPサーバ機能を利用しない場合には, Win95に直接設定して下さい。)

      Win95の「コントロールパネル」→「インターネット」→「接続」の「必要時にインターネットに接続」のチェックボックスのチェックを外して下さい。
      その他,Win95には「コントロールパネル」→「ネットワーク」→「TCP/IPのプロパティ」にIPアドレス(Win95のIPアドレス),デフォルトルート(MUCHOのIPアドレス),DNSアドレス(プロバイダから指定されたDNSのIPアドレス)などの設定が必要となります。

    初期インストール時,設定ユーティリティで構成定義情報を10BASE-T転送し,MUCHOを再起動したところ,IP通信(Windows95〜MUCHO)ができなくなったのですが?

    設定ユーティリティの拡張設定でDHCPサーバ機能をONにした場合には,Win95のWinipcfg.exeを起動し,IPアドレスの更新を行なって下さい。 IPアドレスの更新が行なわれない場合には,「コントロールパネル」→「ネットワーク」→「TCP/IPのプロパティ」→「IPアドレス」の中の「IPアドレスを自動的に取得」をチェックして,Win95を再起動してください。

    設定ユーティリティの拡張設定でDHCPサーバ機能の設定変更を行なわなかった場合には,MUCHOのDHCPサーバ機能はOFFになっていますのでWin95にIPアドレスを手動で設定し直して下さい。「コントロールパネル」→「ネットワーク」→「TCP/IPのプロパティ」→「IPアドレス」の中のIPアドレスを指定をチェックし,MUCHOと同一ネットワークのIPアドレスを設定後,Win95を再起動してください。

    Mobile Gear「MCMK12」というモバイル端末+PHSで,MUCHOからコールバック(CBCP)で利用したいのですが,うまくいきません。

    Mobile Gear「MCMK12」は,コールバックで相手から接続された場合に,相手からの認証を待つようです。
    ですので,MUCHO側に発信時認証をかけに行くような設定をしておく必要があります。
    具体的には,以下のような設定を行ってください。
    conf#isdn sendcheck=on recvcheck=on
            (← 認証を行う)
    conf#target add name=mobilegear dial=060xxxyyyy key=cc,himitsu speed=piafs
            (← 着信時および発信時chap認証を行う。パスワードは"himitsu")
    

    MUCHO-ST同士で接続していますが,データ圧縮を設定したら,通信できなくなってしまいました。

    MUCHO-STのファームウェアのバージョンを確認してください。 双方のMUCHO-STのバージョンが異なっていませんか? ファームウェアのバージョンV01.11からデータ圧縮方法に関する設定パラメータが追加されました。

    V01.08までは,「other」固定で設定変更できません。
    V01.11からは,「rfc」「other」を設定で選択できます。
    圧縮方法のデフォルト値が「V01.08まで(=other)」と「V01.11から(=rfc)」で異なります。
    このため,「V01.08まで(=other)」と「V01.11から(=rfc)」を対向接続した場合に,データ圧縮での通信が出来なくなる設定になる可能性があります。 データ圧縮を行なう場合,コマンドで設定変更する必要がありますが,上記圧縮モードの違いから通信が出来なくなります。

    対応として,以下を行ってください。

    • 使用するMUCHO-STのバージョンを確認する。
    • V01.11以降のバージョンとそれ以前のバージョンが混在する場合,V01.11以降のバージョンのMUCHO-STの設定を「compress=auto,other」とする。
    • バージョンを揃える。

    パラメータの詳細は,
    「datalink」コマンドを参照してください。

    TAを使って,Windows95マシンからMUCHOにアクセスしたいのですがうまくいきません。MUCHOのファームウェアはMUCHO-STのV02.02です。

    MUCHO-STのファームウェアV02.02以降から,MUCHOはコールバックに対応しています。(MUCHO-TL/TL-DSUはV01.05以降からコールバックに対応しています)
    接続相手が,Windows95(TA+PC,PIAFS端末など)の場合は,コールバックを行わない時でもCBCPを利用して着信してきますので,「target」コマンドで,「cbmode=server cbmethod=none cbdeny=ok」を必ず設定してください。

    プロバイダにダイヤルアップ接続しているのですが,無通信タイマの時間が経過しても回線が切れません。どうしてですか?

    まず,MUCHOに接続しているすべての機器の電源を落としてみてください。これでも切断されなければ,プロバイダ側からRIPが流れてきていて,切断されない可能性がありますので,プロバイダ側に問い合わせてください。
    プロバイダ側でRIPの送信を止めることができない場合は,MUCHOの無通信監視タイマ値を小さくします。
    RIPは30秒毎に送信されますので,「isdn」コマンドで「idletimer=30」とすれば,次のRIPが来る前に回線が切断され,次のRIPによって回線が接続されっぱなしなるということは防げます。

    PIAFS通信を行ないたいのですがMUCHOが着信してくれません。

    1. MUCHOの「isdn」コマンドの設定で「dialcheck=on」としている場合

    PHS側から発信者番号の通知が行なわれているか,データカードの設定を確認して下さい。(詳細はデータカードの取扱説明書を御覧下さい)
    データカードの機種によっては,デフォルト設定のままでは発信者番号の通知を行っていないようです。
    このようなデータカードをご使用の場合には,Windows95にて追加設定を行う必要があります。
    例えば,NTTパーソナルのDC-1Sの場合,発信者番号を通知するためのATコマンドは AT#SB1 です。(他のカードをご使用の方は,カードの取扱説明書をご覧になって発信者番号通知のためのATコマンドを確認ください)
    このとき,Windows95に次のような追加設定を行なって下さい。
    「コントロールパネル→モデムのプロパティ→32Kパルディオ・データカードDC-1Sのプロパティ→接続→詳細」にある追加設定の欄に #SB1 (ATは必要ありません)を記入。

    2. MUCHOの「isdn」コマンドの設定で「dialcheck=off」としている場合(MUCHO-STファームウェアV02.02以降およびMUCHO-TL/TL-DSUファームウェアV01.05以降にて対応)

    着信させようとしているtargetの設定の「cbmode」と「cbmethod」を次のように変更してください。targetコマンドの詳細は,MUCHO-ST/PSの場合はこちら,MUCHO-TL/TL-DSUの場合はこちらを参照。

            conf#target set name=XXXX cbmode=server cbmethod=none cbdeny=ok
    
            ※XXXXは,変更しようとしているtargetの名前です。
              設定変更は,装置の再起動後に有効となります。
    
       なお,「cbmode」は「server」となっていますが,「cbmethod」は
      「none」なのでコールバックは行ないません。
    
       target名がXXXX,CHAPのパスワードがchappassの場合,target設定が次の
       ようになっていればOKです。
    
    ---- ここから ---- 
    conf#target set name=XXXX cbmode=server cbmethod=none cbdeny=ok
    conf#target
    XXXX                :
           1234567890                               nc,chappass     64(K)
           off
    
           cbmode:server  cbmethod:none  cbdeny:ok
           cbwaittimer:10  cbdelaytimer:10
    conf#
    
    ※ PHSとの接続の場合には,64(K)の表示はpiafsになります。
    ---- ここまで ---- 
    

    Windows95のパソコンで,TAやPHSを使った場合に,MUCHOが着信してくれません。(下図参照)
                     LAN -- MUCHO -- ISDN --- TA-PC(Win95)
                                          --- PHS-PC(Win95)
    

    1. MUCHOの「isdn」コマンドの設定で「dialcheck=on」としている場合

    TAやPHSのデータカードから発信者番号通知が行なわれているかどうかチェック してください。 詳細は,TA,データカードの取扱説明書を御覧下さい。
    データカードの機種によっては,デフォルト設定のままでは発信者番号の通知を行っていないようです。
    このようなデータカードをご使用の場合には,Windows95にて追加設定を行う必要があります。
    例えば,NTTパーソナルのDC-1Sの場合,発信者番号を通知するためのATコマンドは AT#SB1 です。(他のカードをご使用の方は,カードの取扱説明書をご覧になって発信者番号通知のためのATコマンドを確認ください)
    このとき,Windows95に次のような追加設定を行なって下さい。
    「コントロールパネル→モデムのプロパティ→32Kパルディオ・データカードDC-1Sのプロパティ→接続→詳細」にある追加設定の欄に #SB1 (ATは必要ありません)を記入。

    2. MUCHOの「isdn」コマンドの設定で「dialcheck=off」としている場合。(CHAPまたはPAPのみで認証している場合)
    (MUCHO-STファームウェアV02.02およびMUCHO-TL/TL-DSUファームウェアV01.05にて対応)

    着信させようとしているtargetの設定の「cbmode」と「cbmethod」を次のように変更してください。targetコマンドの詳細は,MUCHO-ST/PSの場合はこちら,MUCHO-TL/TL-DSUの場合はこちらを参照。

            conf#target set name=XXXX cbmode=server cbmethod=none cbdeny=ok
    
            ※XXXXは,変更しようとしているtargetの名前です。
              設定変更は,装置の再起動後に有効となります。
    
       なお,「cbmode」は「server」となっていますが,「cbmethod」は
      「none」なのでコールバックは行ないません。
    
       target名がXXXX,CHAPのパスワードがchappassの場合,target設定が次の
       ようになっていればOKです。
    
    ---- ここから ---- 
    conf#target set name=XXXX cbmode=server cbmethod=none cbdeny=ok
    conf#target
    XXXX                :
           1234567890                               nc,chappass     64(K)
           off
    
           cbmode:server  cbmethod:none  cbdeny:ok
           cbwaittimer:10  cbdelaytimer:10
    conf#
    ※ PHSとの接続の場合には,64(K)の表示はpiafsになります。
    ---- ここまで ---- 
    

    インターネットダイヤルアップ端末型の設定をユーティリティで行ったのですが,うまく接続できません。

    MUCHOに設定されている内容を再度確認してください。
    認証アカウント(hostname)と認証パスワード(chapkey,papkey)が設定されていますか?
    これが設定されていない場合,ファームウェアとユーティリティのバージョンの整合性がとれていない可能性があります。どちらも最新版にすることをおすすめします。
    なお,正しく動作する組合せは,
    こちらをご覧ください。

    OCNエコノミー(128kbpsの専用線)に接続しているが,WAN(ISDN)ランプが1つしか点灯しません。

    専用線接続では回線速度に関わらず(64kbps/128kbps),WAN(ISDN)ランプは1つしか点灯しません。

    MUCHOにはpingできるのですが,telnetやftp,WEB設定画面が開けません。

    下記の点をご確認下さい。
      
  1. telnetやftpなどをフィルタリングする設定をしていないか。   
  2. 「リモートアクセス禁止スイッチ」を有効にしていないか。
       (装置裏面のディップスイッチ6番がONになっていないか)   
  3. 「キーロック」を行っていないか。
       (液晶表示に鍵のマークが表示されていないか)
  4. ACTランプが点滅しています。

    ACTランプはWAN回線の状態を示しています。回線が物理的に接続されていれば通信をしていないくても点灯します。点滅している場合には,下記の点をご確認下さい。
  5. ケーブルの種類は正しいか。   
  6. ケーブルがU点(またはST点)にきちんと接続されているか。   
  7. ケーブルの種類が間違っていないか。   
  8. 極性が反転されていないか。(MUCHO-TL-DSUの場合は,NOR/REVスイッチを逆にしてみてください,MUCHO−Eシリーズの場合は,ディップスイッチ7,8番をONにして電源OFF/ONしてみてください)
  9. それでも点灯しない場合は,回線業者に調査を依頼してください。

    回線が接続できません。command error 15e2 と出ています。

    物理的に回線が接続されていません。下記の項目を確認してください。
  10. ケーブルの種類は正しいか。   
  11. ケーブルがU点(またはST点)にきちんと接続されているか。   
  12. ケーブルの種類が間違っていないか。   
  13. 極性が反転されていないか。(MUCHO-TL-DSUの場合は,NOR/REVスイッチを逆にしてみてください,MUCHO−Eシリーズの場合は,ディップスイッチ7,8番をONにして電源OFF/ONしてみてください)
  14. それでも点灯しない場合は,回線業者に調査を依頼してください。

    (設定ユーティリティ;MUCHO-TL/ST/PS/TL-DSU)
    10Base-T経由でGUI設定を転送しようとすると,「220-wait a moment. Now checking firmware.o」というメッセージが出て転送できないのですが?

    MUCHO設定ユーティリティは,Windowsディレクトリ\system の下に以下の4つのdllを必要とします。

    <インストールディスク内の各dllのバージョン>
    mfc42.dll 4.2.6256
    wininet.dll 4.70.1157
    msvcrt.dll 4.20.6201
    msvcirt.dll 4.20.6201

    もし上記dllのバージョンが異なる場合,それぞれを捨てて設定ユーティリティを再インストールするとうまくいきます。

  15. 設定ユーティリティの再インストールの方法
    1. コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」をクリックし,「MUCHO設定ユーティリティ」を選択して,「追加と削除」をクリックします。
    2. 「完全に削除しますか?」で「はい」を選択します。アンインストールが実行されます。
    3. C:\WINDOWS\SYSTEMにある,上記4つの .dll が削除されなかった場合は,強制的にごみ箱に捨てるか,DOS/Vプロンプトからdelなどして,削除してください。
    4. 再度,「MUCHO設定ユーティリティ」をフロッピーディスクからインストールします。

    RS-232C経由でGUI設定を初めて転送したいのですができません。

    ケーブルは,RS-232CのD-sub9ピンのクロスケーブル(メス−メス)を使用していますか?
    また,パスワードを入力していませんか?RS-232C経由で初めて転送する場合は,パスワードは入力しないでください。
    また,通信画面において通信ポートの指定は正しいですか?
    ターミナルソフトの設定を以下のようにしてコンソール画面が表示されるか確認して下さい。

    回線速度 9600bps
    データ長 8ビット
    パリティ ノンパリティ
    ストップビット 1ビット
    フロー制御 Xon/Xoff
    入力文字 半角英数記号のみ

    RS-232C経由でGUI設定を転送するときの制限事項はありますか?

    あります。
    MUCHO設定ユーティリティで設定ファイルをRS-232C経由で転送する時は,通信中,あるいは通話中でないことを確認してください。
    また,MUCHO TL/TL-DSU の設定を「RS-232C転送」で行う場合には,設定ユーティリティのV01.04以降をご使用下さい。V01.04にバージョンアップする方法は,
    こちらをご覧下さい。
    V01.01〜V01.03の設定ユーティリティを利用して MUCHO-TL/TL-DSUの設定を行う場合には,「10BASE-T転送」をご使用下さい。

    10BASE-T転送で,pingもtelnetもうまくいくのに設定ユーティリティの転送ができません。

    Windowsの設定で,以下の項目を確認して下さい。
    • プロキシサーバ(代理サーバ)の設定
    • オートダイヤルの設定

    ●プロキシサーバー(代理サーバー)の設定

    プロキシサーバー(代理サーバー)を使用する設定になっていると,10BASE-T転送に失敗しますので,転送を行なう時はプロキシサーバー(代理サーバー)を使用しないように設定して下さい。
    転送後は運用に応じた設定にして下さい。

    「スタートメニュー」→「設定」→「コントロールパネル」→「インターネット」を開き,「接続」タブで[プロキシサーバー経由で接続する]のチェックを外して下さい。

    「スタートメニュー」→「設定」→「コントロールパネル」→「インターネット」を開き,「詳細設定」タブで[代理サーバーを使う]のチェックを外して下さい。

    (OSにより,多少言葉が異なる場合があります)

    ・プロキシサーバー(代理サーバー)と10BASE-T転送
    10BASE-T転送ではftpによるファイル転送で構成定義情報ファイルをMUCHOに転送しますが,プロキシサーバー経由のftpは以下の手順で行われるようです。
    1. まずプロキシサーバーへftpでログインする。
    2. その上で更にインターネット接続先ftpサーバーのIPアドレスを入力し,接続する。
    3. PASVモードに移行し,インターネット接続先ftpサーバーから通知されたIPアドレスとポート番号を変更せずにクライアントに伝える。
    4. データ転送の時,クライアントはそのftpサーバへ直接接続する(プロキシサーバーがアドレス変換を行う)。
    ここで問題が2点あります。
    まずWindows95は同じLAN内であるにも関わらずftpでの通信をプロキシサーバー経由で行おうとします。
    次にMUCHOに実装されているftpサーバーはPASVモードには対応させていません。
    以上のことから,プロキシサーバー(代理サーバー)を使用する設定になっていると,10BASE-T転送に失敗します。

    ●オートダイヤルの設定

    オートダイヤルを使用する設定になっていると,10BASE-T転送に失敗しますので,転送を行なう時はオートダイヤルを使用しないように設定して下さい。
    転送後は運用に応じた設定にして下さい。

    「スタートメニュー」→「設定」→「コントロールパネル」→「インターネット」を開き,「接続」タブで[必要時にインターネットに接続する]のチェックを外して下さい。

    「スタートメニュー」→「設定」→「コントロールパネル」→「インターネット」を開き,「オートダイヤル」タブで[オートダイヤルを使う]のチェックを外して下さい。

    (OSにより,多少言葉が異なる場合があります)

  16. (アナログポート)
    着信転送をセットしたのですが,転送できません。

    <TELポートのLEDが点滅していない場合>
    転送先電話番号の登録(2*2<電話番号>#)と,着信転送する(2*1)の両方が設定さ れていないと着信転送はできません。 転送先電話番号の登録(2*2<電話番号>#)と,着信転送する(2*1)を設定してくだ さい。 TELポートが着信転送有効となった場合は,該当のTELポートのLEDが点滅します。
    <TELポートのLEDは点滅している場合>
    1. 電話を1台のみご使用になっている場合
      ご使用にならない側のTELポートは「着信拒否(3*0)」に設定してください。
    2. 電話を2台ご使用になっている場合
      着信転送を利用されない側のTELポートを「着信許可(3*1)」に設定してください。 ただしこの場合,フレックスフォンの着信転送をご利用中に着信があった場合はこの TELポートに接続している電話が呼び出されます。 フレックスフォンの着信転送をご利用中に電話の呼出しを受けたく無い場合は,両方 のTELポートに同じ内容の着信転送の設定をしてください。

    TELポートの着信種別を「追加呼出許可(3*3〜5)」に設定し,両方のTELポートに同じ内容のコールバック設定を行ったのですが,TEL1ポートとTEL2ポートに接続した電話が同時にコールバック時の呼出をしてくれません。

    コールバック時の呼出しは「追加呼出」できません。
    両方のTELポートが同時に着信できる状態で,両方ともコールバックの設定が行われ ている時はTEL1ポートが優先的にコールバックします。 TEL2のコールバックはTEL1がビジーの時に有効となります。

    MUCHO-TLにコールバックさせると,留守番電話のアナウンスや発信音が聞こえる時があるのですが。

     

    コールバックを設定したTELポートに接続している電話で留守番電話機能が有効になっていないでしょうか。
    コールバック呼出し時でも,電話の留守番電話機能は働いてしまいます。

    電話が使えません(G3FAXが使えません)

     

    電話機,G3FAXの回線種別の設定を確認して下さい。
    自動的に回線種別を選択する設定としている場合でも正しく選択されない場合があるようです。このようなときは,手動で回線種別をトーン(プッシュ回線)としてみて下さい。

    疑似なりわけを設定していますが,うまくいきません。

     

    ISDNのナンバーディスプレイを契約していないと,アナログ電話からの番号通知がわかりません。相手が通知してくる発信者番号でなりわけを行っていますので,疑似なりわけを使用する時はナンバーディスプレイをご契約下さい。

    (TA)
    シリアルケーブルでつないでいますが,ターミナルソフトで「ATCIP」と入力しても何も表示されません。

    ケーブルはストレートを使っていますか。
    また,ターミナルソフトの速度とMUCHOの速度はそろえていますか。MUCHOのディップスイッチがすべてOFFであれば9600bpsです(初期状態)。

    MUCHO-EをTAとして使っていますが,アクセスが遅いんです。

    初期状態のシリアル速度は9600bpsです。遅い場合は,MUCHOのディップスイッチでシリアルの速度を変更してください。
    設定スイッチ
    1
    2
    3
    4
       
    off
    off
    off
    9600
       
    off
    off
    on
    14400
       
    off
    on
    off
    19200
       
    off
    on
    on
    28800
       
    on
    off
    off
    38400
       
    on
    off
    on
    57600
       
    on
    on
    off
    115200
       
    on
    on
    on
    9600

    MUCHO-EをTAとして使っていますが,「コントロールパネル」の「モデム」の「検出結果」で詳細が見れません。

    詳細情報は表示されません。

    MUCHOをTAとして着信に使う時,液晶には相手の番号が出るのですが,シリアル経由で番号がPCまで通知されないようです。

    MUCHOではシリアルでPCに番号を通知することはできません。

    「モデム定義ファイル」が3種類ありますが。

    通常のTAとしてご利用頂く場合は,MUCHO(PPP)を選択してください。PIAFS32,PIAFS64は,MUCHOをTAとしてPHSから着信する場合に使用します。


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