下記の新規機能を追加いたしました。
(1) MUCHOに時刻の設定をすることができるようになりました。
これを設定することにより,各種ログに時刻を表示することができるようになりました。
(「date」コマンドを新規追加しました)
(2) 接続の原因となったパケットのログ(発呼契機ログ)を表示できるようにな
りました。
(「alog」コマンドを新規追加しました)
このログの解析には,alog解析ツールをご利用ください。
(3) データ圧縮の方式(PPPプロトコルフィールドの圧縮を行う/行わない)を選択できるようになりました。PPPプロトコルフィールドの圧縮を行わないに設定すると,Ascend社の圧縮方式Stac-9とデータ圧縮通信が可能となります。
(「datalink」コマンドの「compress」パラメータを変更しました)
パラメータの設定方法に関しては,FAQをご参照ください。
(4) ISDNを利用して,ダイヤルインを契約しているとき,データ転送においてグローバル着信を受け付けるか拒否するか設定できるようになりました。
(「isdn」コマンドに「globalnumber」パラメータを追加しました)
(5) syslog機能を追加しました。
syslogdが動作しているサーバにSYSLOGパケットを送信することが可能になります。elog,llog,tlog,alogの内容を通知できます。
(「syslogcontrol」コマンド,「syslogtable」コマンドを新規追加しました)
(6) 「display」コマンドで,設定内容だけでなく,統計情報,ログ情報も同時に
表示できるようになりました。
(「display」コマンドに「all」パラメータを追加しました)
下記の現象に対応いたしました。
(1) MUCHOをDHCPサーバ,WindowsNTをDHCPクライアントにして,MUCHOがIPアドレ
スを割り当てると,WindowsNTのイベントログに大量のメッセージが記録され
る現象がありましたが,この問題に対応いたしました。