設定用パスワードの設定

●設定ユーティリティで設定する場合

新規に設定ファイルを作成する場合，一番最初に設定画面が出てきますので，入力してください。
コンフィグレーションパスワードは，2度目以降，設定を転送する際に必要になります。また，すでにある設定ファイルを変更する場合にも，コンフィグレーションパスワードが必要です。


●コマンドで設定する場合

装置にログインするためのパスワードの設定と，「conf#」に移動するためのパスワードの設定が必要です。


#password　　　         ←ログインパスワードを設定する
new password: ***　　       ←パスワードを入力
retype new password: ***　　←再度パスワードを入力
#
#password -c          ←コンフィグレーションパスワードを設定する
new password: *****　　       ←パスワードを入力
retype new password: *****　　←再度パスワードを入力
#

メモ；

• ログインパスワードとコンフィグレーションパスワードは，最大15文字（半角英数，大文字小文字は区別します）まで設定できます。
  また，ログインパスワードとコンフィグレーションパスワードを同じにすることも可能です。その場合は，コンフィグレーションモードに入る時に，パスワードが必要ありません。
  
• ログインする時に，コンフィグレーションパスワードで入ることができます。この場合は，コンフィグレーションモードに入る時に，パスワードが必要ありません。
  

注意；

• パスワードが第三者に知られるとリモートから設定を変えられてしまう危険性があります。管理はしっかりお願いいたします。
  
• パスワードを忘れると，初期化に面倒な作業を要する場合があります。パスワードは忘れないように管理してください（ネットワーク管理者が変わる場合などはきちんと引き継いでください）。
  

万が一，パスワードを忘れてしまった（わからなくなってしまった）場合は，パスワードを初期化して，再度新たにパスワードを設定することになります。

MUCHO-ST/PS/FRの場合	ログインパスワードを忘れてしまった コンフィグレーションパスワードを忘れてしまった 両方とも忘れてしまった
MUCHO-TL/TL-DSUの場合	設定を初期化することで，パスワードを消去してください。 初期化は，装置底面の設定スイッチ「4」をONにして電源をOFF/ONし，再度スイッチ「4」をOFFにして電源をOFF/ONすることによってできます。

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