Benyuan Zhu, Dave Peckham, Alan H. McCurdy, Robert Lingle Jr., Bera Pálsdóttir, Man F. Yan, Patrick W. Wisk, David J. DiGiovanni

概要

本論文では、次世代大容量陸上光ネットワーク用超大口径低損失光ファイバに関する最近の進展を概説する。主要な光ファイバ特性とそれらが400 Gb/s 偏波多重(PDM)コヒーレント伝送の性能に及ぼす影響を議論するとともに、陸上伝送システムにおける接続やケーブル化のような大口径光ファイバの実用上の課題への対応についても簡単に述べる。さらに、光ネットワークリソースの利用効率を向上させ、トータルのシステムコストを削減する二つの先進的な光ファイバ増幅器の技術について述べる。まず、次世代ROADMノードに用いるためにコンパクトにリボン化されたエルビウム添加ファイバ(EDF)を使用したアレイ型光ファイバ増幅器の設計と性能について議論する。次に、シームレスなC+L帯伝送を実現する相補型ラマンEDF 増幅器の性能特性について述べる。

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