清田和明、小林 剛、奥山俊介、木本竜也

概要

ディジタルコヒーレント通信においては信号光源と復調用局所発振光源の双方に狭スペクトル線幅が要求される。線幅特性を改善するために,従来のDFB(分布帰還)レーザにDBR(分布ブラッグ反射)ミラーを組み合わせたDRレーザを用いることが有望である。DRレーザのDBRとして導波路コアである活性層自体を周期的に加工したコアエッチ型のものを用いる構成を考案した。このコアエッチ型DR レーザを広帯域波長可変光源のレーザ部分に適用することで,線幅150 kHz以下を得た。

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