中太物ポリエステル皮膜エナメル線等の製造販売を終了

2013年12月17日

当社及び当社子会社の古河マグネットワイヤ株式会社は、中太物ポリエステル皮膜エナメル線、および耐熱ソルダブル線の一部の製造・販売を終了致します。

今回の決定は、「Furukawa “G” Plan 2015」(2015年度中期経営計画)にて取り組んできた事業構造改革推進活動の一環となります。当社及び古河マグネットワイヤ株式会社は、今後、自動車のグリーン化に寄与する車載用平角エナメル線や、電装用、産業用の各種モータの高効率、高出力に必要な各種耐熱エナメル線等の「高機能巻線」に経営資源を集中させ、お客様の発展に貢献していきます。

背景

原材料のワニス価格や電気料金、輸送費等の高騰に加え、当該製品の市場価格の低下を受けて、当該製品の採算性は大変厳しい状況となっていました。

こうした中、当社および古河マグネットワイヤ株式会社では、コストダウン等の諸施策に鋭意取り組んで参りましたが、将来の事業継続性、現状の設備能力等に鑑みて、今後も当該製品を製造・販売していくことは極めて困難との判断に至りました。

製造・販売を終了する製品

古河マグネットワイヤ株式会社三重工場製の中太物ポリエステル皮膜エナメル線及び、耐熱ソルダブル線の一部、それぞれ、およそ直径0.4mm以上の製品

製造終了日(予定)

2014年度上期中

長きにわたり本製品の製造を継続してこられましたのは、ひとえにお客様のご愛顧、お力添えの賜物と深く感謝致します。当該製品をご利用頂いているお客様には大変ご迷惑をお掛けしますが、事情をご賢察の上、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。