スマートインフラ推進室の設置について
〜インフラ市場でソリューションを提供〜

2013年9月12日

当社は9月16日付けでスマートグリッド推進室を発展的に解消し、その後継組織であるスマートインフラ推進室を戦略本部内に設立します。

スマートグリッド推進室ではこれまで複数の事業部門・研究所やグループ関係会社に保有していたスマートグリッド関連の技術を融合させ新製品開発を行った結果、EV急速充電器用コネクタ付きケーブルや、パッケージ型蓄電システムを上市するなどの成果が得られました。一方、現在市場の要求は電気を中心としたスマートグリッドから広がり、電気・ガス・水・輸送等のインフラに対するソリューションに変わってきています。そこで当社の持つエネルギー関連技術、通信ネットワーク技術、センサ技術等を融合し、スマートなインフラを構成することをミッションとしたスマートインフラ推進室を設立することで、2015年中期計画「Furukawa G Plan 2015」のコンセプトの一つであるインフラ市場でのソリューションを提供していきます。

当社グループは長年通信インフラの構築に携わっており、無線・レーザ光源・光ファイバ・光部品、ルータ等の要素技術を開発してきました。これらを融合して通信ネットワークを構成し、ここにいろいろなセンサからの信号を載せることにより、例えば資源を効率的に使ったり、交通渋滞を回避したり、建築物の老朽化度を遠隔モニタリングしたりするソリューションを提案していきます。また、スマートグリッド推進室で開発した蓄電システムとEV充電関連技術に、通信ネットワーク技術等を組合わせた充電インフラソリューションやエネルギー・マネージメント・システム等をはじめとするスマートグリッド関連ビジネスも引き続き展開していきます。

お問い合わせ窓口

古河電気工業株式会社 スマートインフラ推進室 smartinfrastructure@furukawa.co.jp

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