ブラジル サンパウロにて古河電工グループ総合技術展を開催
〜中南米地区におけるインフラ/自動車市場の発展へ貢献〜

2013年11月29日

当社グループは、11月26日ブラジル連邦共和国サンパウロ市にて、“古河電工グループ総合技術展「FURUKAWA Innovation Expo 2013 in Sao Paulo」”を開催しました。

今回の総合技術展は、「Furukawa ”G” Plan 2015」(2015年度中期経営計画)の策定後、初の海外総合技術展であり、インフラ/自動車市場での事業拡大とグループ・グローバル経営の強化によって、持続的成長”Growth”基盤を構築する活動の一環となります。

概要

南米大陸で最大の面積、人口を擁するブラジルは、2014年のサッカーワールドカップや2016年のオリンピック開催を控えて、さらなる経済成長と国民所得の増加が予想されています。特に近年は電力、交通、通信の伝送インフラ需要が拡大しており、自動車販売台数も急速に伸びています。

当社は、同国にて、強固な地位を確立している当社子会社Furukawa Industrial S. A. Produtos Eletricos社(本社;パラナ州クリチバ市)(注1)等と共同で、「スマート・ソリューション」をキーワードに、スマート・エネルギー、スマート・コミュニケーション、スマートライフと環境調和のコンセプトで、当社グループの総力を挙げたソリューション型技術展示会を行いました。

展示会場では、当社取締役会長から挨拶を兼ねた基調講演があった他、製品技術セミナーが数多く開催されました。また、ご来賓として、ブラジル国立経済社会開発銀行(BNDES)副社長のWagner Bittencourt de Oliveira 氏が来場され、ご祝辞を頂きました。

当日の来場者は約180名となり、電力会社や通信会社、自動車(部品)会社、電機会社、金融機関、報道機関など多岐に亘る業種からご来訪頂きました。展示品では特に、当社の豊富な情報通信製品群や当社グループの総合技術力を結集した自動車部品に高い関心が集まった他、超電導ケーブル等の次世代エネルギー技術にも数多くの問い合わせがありました。

今回の総合技術展は、タイのバンコク、中国の深圳と上海、インドネシアのジャカルタで実施して以来、日本以外では5度目の開催となります。

当社グループは、環境・エネルギー、自動車・カーエレクトロニクス、情報通信等の分野で培った世界最高水準の技術力と豊富な製品群で、今後も中南米地区全体のインフラ/自動車市場の発展へ貢献していきます。

(注1)Furukawa Industrial S.A.Produtos Eletricos 社:
1974年の設立以来、中南米地域を中心に光ケーブルやLAN関連製品などの製造・販売を行ってきました。同社はブラジル、アルゼンチンにそれぞれ光ファイバケーブル製造工場を有しており、今後、2014年2月にはコロンビアへ光ファイバケーブル製造工場を新設する予定です。

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