銅条製品の生産実績と計画

2015年4月8日

本年1月から一貫生産を再開しました当社銅条製品について、生産数量の回復状況をお知らせします。今後も安定操業を継続し、「パートナーとしての責任を果たせるメーカー」を目指して参ります。

銅条製品生産数量の四半期推移

2014年2月に発生した雪害による一貫生産の停止により、銅条製品の生産数量は従前比の約60%まで落ち込みましたが、計画通りの復旧と事前のサンプル対応により、本年1月以降の生産数量は順調に回復しており、今年度第1四半期末では同85%程度までの回復を見込んでいます。

今後、従来製品はもとより、インフラ/自動車市場に注力し無酸素銅やオリジナル銅合金の強みを活かして、一日でも早く雪害以前の生産量を上回るよう努力して参ります。

無酸素銅

無酸素銅

自動車関連

一貫生産を停止していた間の他社製品在庫の調整が進み、グループ内の古河AS株式会社向けの自動車用コネクター材をはじめとした需要が立ち上がっています。

電子部品関連

需要動向全般に大きな変化はありませんが、委託加工により供給を続けた昨年以上に、当社オリジナル合金が持つ「非磁性」や、ダイシング性やめっき性など「二次特性」の優位性を活かせる新規受注が増えています。

その他

一貫生産の再開を機会に設備稼働率を高めていくため、鋳塊や素条の販売にも積極的に対応しており、国内外から引き合いをいただいています。