モロッコに光ファイバケーブル工場を新設
〜EMEA 市場での事業活動をさらに強化〜

2018年5月10日

当社は、EMEA(欧州、中東及びアフリカ地区)市場での事業活動をより強化するため、光ファイバケーブルの製造工場をモロッコに新設し、本年5 月9 日に開所式を開催しました。当社の製造拠点としては、初のアフリカ拠点となります。

背景

モロッコ王国は、欧米諸国などFTA(自由貿易協定)を締結済みであり、欧州やアフリカ諸国への輸出拠点として近年、注目を集めています。
また、アフリカ大陸でも人口増などに伴い、高速通信網の整備が今後進むとみられており、光ファイバケーブルを始めとした情報通信関連の市場が拡大する見通しです。

内容

このたび、当社はOFS FITEL, LLC(アメリカ合衆国 ジョージア州 CEO 兼会長;Timothy Murray、以下 OFS社)を通じて、光ファイバケーブルの製造工場をモロッコ王国北部のタンジェ州に新設し、本年5月9日に開所式を行いました。
当社執行役員常務 兼 OFS 社CEO 兼会長のTimothy Murray(ティモシー・マレー)は、「世界中で通信トラフィックが増加する中、ここタンジェでの光ファイバケーブルの製造拠点新設は、特にEMEA 地区における高速大容量通信の実現に大きく貢献するでしょう。」と述べています。

当社は、光ファイバ及び光ファイバケーブルの世界的な需要増に対応するため、昨年9月に約150百万米ドルの追加投資を決定しました。北米をはじめとした既存工場の能力増強のほか、メキシコへの製造拠点新設などを進めていますが、今回のモロッコでの製造拠点新設はこの一環となります。

今後も当社は、長年培った世界最先端の光通信技術で、高速大容量通信の実現に貢献してまいります。