道路附属物点検支援システムの販売を開始
〜AR(拡張現実)を用いて点検業務の効率化をサポ—ト〜

2018年7月17日

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古河電工グループの古河産業株式会社(本社:東京都 港区新橋4-21-3 社長:安永 哲郎)は、道路標識や街灯など道路附属物の点検を支援するタブレット端末向けアプリの販売を本年8月1日より開始します。
アプリの開発及びマーケティング活動は古河電工が行い、受注活動からソフト使用ライセンスの発行、及びソフトのメンテナンス業務を古河産業が担います。

背景

高度成長期に建設されたインフラ構造物の老朽化が進む中、点検業務に関わる人材不足・資金不足を改善する点検技術の開発が求められてきました。
従来の道路附属物の点検は、点検者が調書を現場に持参し、視認による場所の特定を行った上で、対象物の状態をメモし、事務所に戻って調書ファイルに入力していました。
今回開発した点検支援システムは、点検対象物の緯度・経度情報が入力された調書ファイルと、タブレット端末に接続されたGPSシステムを組み合わせる事で、現在位置に近い場所にある点検対象物の写真を自動表示し、より効率的な点検が可能となります。併せてタブレット端末のカメラを活用する事で、点検現場で調書の作成業務まで行えることも特徴です。
なお、本システムは、中電技術コンサルタント株式会社様の御協力をいただき、開発いたしました。

AR技術による対象物認識例

AR技術による対象物認識例

内容

本システムの構成イメージ

本システムを使用した点検業務の流れ

備考

本製品を、2018年7月18日~20日に東京ビッグサイトで開催される「インフラ検査・維持管理展」に出展致します。

本製品のお問合せ先

古河産業株式会社
産業・プラント部 佐々木、中村
03-5405-6061