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ニュースリリース

温度調整機能付き屋外用通信機器キャビネットを販売開始
~ネクスコ東日本エンジニアリングと共同で省エネタイプを開発~

2012年2月29日

当社と株式会社ネクスコ東日本エンジニアリングは安価で 屋内機器をまとめて設置でき、屋外情報ステーションの構築が可能な温度調整機能付き通信機器キャ ビネットを共同開発し、販売を開始しました。

内容

高速道路の通信網IP化に伴い、道路情報板、気象観測及び交通量計測設備など路上にIP 機器を設 置する需要が増えて来ています。当社と株式会社ネクスコ東日本エンジニアリングは安価で屋内機器 をまとめて設置でき、屋外情報ステーションの構築が可能な省エネタイプの温度調整機能付き通信機 器キャビネットを共同開発し、販売を開始しました。

本製品は、光・メタルIP 伝送装置やサーバ、電源/UPS などの総発熱量が320W までの装置をキャビ ネット内に収納することを想定し、気温が高く直射日光があたる夏期や寒冷地の冬期の-15℃~45℃の 外部環境下にて、筐体内温度を0℃~35℃の範囲に保持することができます。温度管理は、当社の強 みであるペルチェ素子、クリンプフィン® 、温度制御アルゴリズムなどの放熱冷却技術を駆使し、夏期の フィールド試験においても、内部に搭載した通信機器を十分に冷却できる性能を確認しました。また、機 械式冷凍機などを使わないため、信頼性/メンテナンス性が高い上に、W700mm×D850mm× H1,300mm のコンパクトな外形としました。更に、2つの熱交換器の自動切替により、従来の電子冷却式 のみの場合と比較して、効果金額で年100,000 円以上に相当する省エネとなります。

今後は、業界最高となる320Wまで温度制御可能な通信機器キャビネットの開発実績を生かしながら、 商品ラインナップの拡充を進める予定です。

主な仕様

筐体外寸法 W700mm×D850mm×H1,300mm
機器取り付け 19 インチラック仕様
搭載可能機器発熱量 最大 合計320W
筐体内制御温度 0~35℃ (外気温-15~45℃)
最大消費電力 1100VA 以下
入力電源 AC単相2相式
110~240V (50, 60Hz)

製品写真

製品外観写真

製品内部写真

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