コロンビアで光ファイバケーブル製造会社の開所式を開催
〜アンデス・中米地区の通信インフラ構築に貢献〜

2014年8月6日

FISA 

Furukawa Industrial S.A. Produtos Electricos (ブラジル連邦共和国パラナ州 社長;Foad Shaikhzadeh、以下 FISA社)は、コロンビア共和国に光ファイバケーブルの製造工場を新設し、このたび、開所式を開催しました。

背景

コロンビアのGDPは、中南米諸国ではブラジル、メキシコに次いで第3位となっており、近年、急速にその経済規模を拡大しています。同国では、政府主導の通信インフラ市場整備が計画されており、今後も安定した需要が見込まれています。

内容

このたびFISA社は、アンデス・中米地域での事業活動を強化するため、コロンビア共和国バジェ・デル・カウカ県パルミラ市に、光ファイバケーブルの製造工場を設立し、2014年8月5日(火)(コロンビア現地時間)に開所式を開催しました。

開会式には在コロンビア日本国大使をはじめ、ディエゴ・モラーノ情報通信大臣、マリア・クラウディア通商産業副大臣、バジェ・デル・カウカ県知事らコロンビア政府関係者が多数出席しました。

古河電工代表取締役会長の吉田政雄は、「本日、光ファイバケーブルの開所式を開催できることは誠に光栄です。最高のサービスと高品質な製品により、コロンビア経済と社会の更なる発展に貢献できるものと確信 しております。」と表明しました。

また、古河電工執行役員兼FISA社代表取締役社長のFoadは、「パルミラ市に工場を新設する理由は、大西洋と太平洋に面した地理的なコロンビアの良好な物流網です。FISA社の他の工場は全て大西洋側に位置していますが、パルミラ市に新工場を設立することで、太平洋側への事業展開を戦略的に強化します。」と述べています。

左より、 吉田(古河電工会長)、バジェ・デル・カウカ県知事、マリア・クラウディア通商産業副大臣、ディエゴ・モラーノ情報通信大臣、渡部大使、Foad(FISA 社長)

新会社概要

会社名 Furukawa Industrial Colombia SAS
事業内容 光ファイバケーブル、LAN及びFTTxソリューション製品等の製造販売
従業員数 開始当初は25名

FISAについて

構内配線のソリューションや光ネットワークを製造するFurukawa (FISA) は、南米南部共同市場においてケーブル配線の全国的リーダーであり、ラテンアメリカにおいて存在感を高めています。パラナ州クリチバに本社と大型工場、サンパウロとアルゼンチンに工場を持ち、37年間ブラジル市場で活動してきた古河電工の100%子会社です。