事業継続マネジメント国際規格「ISO22301」の認証範囲を拡大
〜グループ内外の上流工程の「銅線製品」での認証取得〜

2016年1月14日

当社は、事業継続マネジメントシステム(BCMS;Business Continuity Management System)の国際規格「ISO22301」第三者認証を「銅線製品」について取得しました。当社グループでは「光半導体デバイス製品」に引き続き、2番目の製品についての取得となります。

今回の認証対象となった「銅線製品」は、主に電線素材となる銅荒引線と銅伸線からなり、1884年の当社創業以来、これまで通信ケーブルや電力ケーブル、巻線・電子素材、自動車用ワイヤーハーネスの心線、電子部品等として、グループ内外の多くのお客様にお使い頂いています。

当社グループでは、外部環境の変化もあり、本製品の製造拠点を、国内2拠点体制から、2014年3月に三重事業所に集約しており、これまで以上にリスクに対して強いBCMS構築への要請が高まっていました。

そこで、これらの背景を踏まえた上で、本製品がグループ内外のお客様におけるサプライチェーンに大きな影響を与えうる上流製品であることを再認識するとともに、お客様に安心をお届けしなければならないという強い責任感から、グローバルな視点でお客様の要求に応えるための「ツール」として本認証を活用し、BCMSの向上を図っていくこととし、今回、BCMSの有効性についての確認がなされ認証取得に至りました。

当社グループは、今後もお客様に安心してお使い頂ける製品を供給する企業グループとして、本活動を通じ、企業価値向上に努めてまいります。