平成28年 社長 柴田光義 年頭所感 (社員向け要旨)
〜目標に向かって、信念を持ってやり抜こう〜

2016年1月4日

新年おめでとうございます。皆さん、それぞれの国でよい正月を迎えられていると思います。

グローバル展開に手応え

昨年の状況を振り返ってみますと、雪害を受けた日光事業所の一貫生産再開に始まり、グループとしてアフリカ初進出となるモロッコに通信会社設立を決めるなどのトピックスがありました。業績も全体として回復に向かっており、世界中で活躍する皆さんに感謝と敬意を表したいと思います。

当社グループはこれまで、インフラ/自動車分野を中心にグローバル展開を進めてきました。昨年は、こうした種が実を結びつつあり、大きな手応えを感じ始めています。今年は成長を加速するために、海外における活動、その中でもお客様に対するセールスやマーケティングの活動をしっかりやっていきます。皆さんもぜひ、勇気と自信を持ってグローバル展開を進めてください。海外売上高も中期経営計画目標の50%に近づいており、目指してきた方向に間違いはないという確信も深めています。

「働き方改革」、「売り方改革」、「作り方改革」を推進

グローバルなお客様に対応できるスピードを身につけることは働き方の効率化、つまり「働き方改革」の原動力にもなります。真のグローバル企業グループになるため、この「働き方改革」と、「売り方改革」、「作り方改革」を推し進めていくことが不可欠です。これによって、古河電工グループが成長する土壌をしっかりさせ、成果という実の収穫をより多くしていくことが、私たちの元気で楽しい未来につながっていきます。

「やり抜く」こだわりを持つこと

今年2016年は、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロでオリンピックが開催されます。きっと世界を感動させる数々のドラマが生まれるでしょう。そしてその次は2020年の東京へ世界の注目が集まります。

現在、当社グループは2020年にあるべき姿を描いた新しい5ヶ年の中期経営計画を作成しています。これらを実現することは、決して平たんな道ではありません。我々に今、必要とされているのは、目標に向かって何をすべきか、しっかり決め、信念を持って「やり抜く」ことです。そして、これからも「世界を明るくする企業グループ」として存在感を高めていきたいと思います。

今年も皆さんやご家族にとって、達成感があり、明るく楽しく、幸せであったと感じられる素晴らしい年にしていきましょう。

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