ページの始まり




ここからカテゴリ内メニュー

カテゴリ内メニューここまで

カテゴリ内メニューここまで


ここから本文

アプリケーション例

解析例

ヒト末梢血リンパ球サブセット解析

透過光とSSCによるドットプロット解析
(図1)透過光とSSCによるドットプロット解析

免疫機能の異なるリンパ球細胞を特定・解析し、研究領域のみならず、感染症を含め多くの臨床疾患の検査に大きく寄与しています。

新しい透過光情報は、前方散乱光情報と同様に細胞の大きさ等の属性を特定し、リンパ球領域を選択します。(図1)

サンプルをPERFLOW®によって解析した結果、透過光/側方散乱光(SSC)によるドットプロット解析で(図1)、新しい透過光情報は、前方散乱光情報と同様に細胞の大きさ等の属性を特定し、リンパ球領域を選択できています。


二重染色によるドットプロット解析
(図2)二重染色によるドットプロット解析

リンパ球は更に抗体産生能を持つBリンパ球と、細胞性免疫反応に関与するTリンパ球に分けられます。Tリンパ球の中には免疫補助Tリンパ球細胞と免疫抑制Tリンパ球細胞などがあります。これらの細胞群を明確に区別するため、「細胞表面マーカー」と呼ばれる各細胞群の機能に直結した分子を利用し、その分子に特異的に反応する抗体によって検出します。

リンパ球細胞をFITC標識抗体CD4とPE標識抗体CD8で二重染色し、免疫機能の異なるCD4陽性免疫補助Tリンパ球細胞(19%)とCD8陽性免疫抑制Tリンパ球細胞(48%)を特定しています。(図2)

アポトーシス解析

アポトーシスとは、我々の体の中でも起きている生理的な細胞死の一形態であり、生細胞から死細胞への 時間的経過を示しています。現在の技術を持ってすれば、実際に細胞が死にゆく以前に、細胞を同定できます。

アポトーシス解析のグラフ

血清を含む通常培地で維持したマウスES細胞を用いました。アポトーシスの初期には、リン脂質であるホスファチジルセリン(PS)が細胞膜の内側からその表面へと提示されます。このPSに特異的に結合するAnnexinVに蛍光色素PE(FL2にて検出)を共有結合させた試薬を細胞に作用させることで、このアポトーシス細胞が検出できます。結果的に細胞死がおこると、細胞膜の機能が失われ、7-AAD(FL3にて検出)色素にて染まるようになります。よって、細胞がアポトーシスを引き起こす場合、段階的に下記のようなイベントが起きています。

  • 生細胞:PE(-)/7-AAD(-)
  • 初期アポトーシス細胞:PE(+)/7-AAD(-)
  • 後期アポトーシス or 既に死んだ細胞:PE(+)/7-AAD(+)

※解析データは東北大学・先進医工学研究機構(加藤英政 元准教授)ご提供

細胞周期解析

細胞周期解析のグラフ
PI染色による細胞周期解析
HeLa細胞を用いて、解析した細胞周期

細胞周期(さいぼうしゅうき)とは、細胞分裂で生じた娘細胞が、再び母細胞となって細胞分裂を行い、新しい娘細胞になるまでの過程のことをいいます。

細胞周期は、G0/G1期、S期、G2・M&M期に分けられ、G0/G1期に比べG2/M期のDNA含量が二倍となります。また、がん細胞によく現れる多倍体核では、DNA含量(右図の右裾野)がさらに大きくなります。

ソーティング例

ヒトiPS細胞のシングルセルソーティング

ヒトiPS細胞は物理的ダメージに弱く、シングルセルの継代では殆ど細胞死を起こすことが知られています。

ソーティング直後の細胞状態の画像
シングルソーティングされた
ヒトiPS細胞コロニー

ヒトiPS細胞のシングルセルソーティングを行い、継代増幅培養した結果、60%以上という従来よりも極めて高い生存率で、シングルセル由来のモノクローンヒトiPS細胞を得ることに成功しました。

※画像は、国立がん研究センター研究所・がん転移研究室(石川哲也 室長)ご提供

巨核球のダメージレスソーティング

巨核球は、骨髄に存在する細胞で、血小板を形成します。径40-150マイクロメートルにもあるため、従来のフローサイトメーターでは、ソーティングが困難と言われています。

PERFLOW® Sortによる巨核球ソーティング

ソーティング直後の細胞状態の画像
ソーティング直後の細胞状態
良好(細胞の破裂が認められなかった)。
3日後の細胞状態の画像
3日後の細胞状態
細胞が依然として生存しています。
※画像は東京大学・医科学研究所(中内啓光 教授)ご提供

トランスジェニックマウス由来の単一神経細胞 ソーティング

神経冠幹細胞の候補を得るために、トランスジェニックマウスからGFP発現する候補神経細胞の単一細胞を単一ウェルにダメージレスでソーティングしました。

マウス受精卵に遺伝子操作を行った写真
マウス受精卵に遺伝子操作
マウス受精卵に神経発現蛋白GFPための遺伝子操作を行ってトランスジェニックマウスを作ります。
9.5日胚の写真
9.5日胚
9.5日胚を取り出し、GFP発現する候補神経細胞を単一浮遊状態にし、PERFLOW® Sortによるシングルセルソーティングを実施します。
GFP観察の写真
GFP観察
ソーティングされたシングルセルが、Neurosphere法により20日間培養により、良好なコロニーが培養形成され、期待しているダメージレスソーティングが確認されています。
※画像は産業技術総合研究所・脳神経情報研究部門(岡本治正 元部門長)ご提供

このページの先頭へ

本文ここまで


ここからサブカテゴリメニュー

サブカテゴリメニューここまで


ページの終わり