夢に挑め。

夢に挑め。古河電工

Tellumino™ 5mm

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CHALLENGE EPISODE 03

近年、医療技術の高度化が進み、
古河電工でも光の技術を用いて幅広い医療ニーズへの
取り組みを加速させている。
そんな中、
患者と医療従事者の負担軽減に貢献するために
立ち上がったプロジェクトがある。
体表面からの深さ5mm。
未踏の医療領域を開拓したのは、
先端技術の夢に挑む、仲間たちだった。

PRODUCT

Tellumino™体内医療機器位置検知
ソリューション「テルミノ」
体内に埋め込まれた医療機器の位置を、
体外から目視で確認できる技術。
既存の薬剤注入用の皮下埋め込み型CVポートに、
複数のLEDを内蔵し
点灯させることで、
穿刺(せんし:注射針を刺す)位置を示す。
体外からワイヤレス給電が可能なため電池交換は不要。
古河電工が開発を進めている
医療向けソリューション技術のひとつ。

PROFILE

Ken Yagi八木 健
ソーシャルデザイン統括部門
事業化推進部/1990年入社
社会課題の解決となる
ライフサイエンス領域で
新事業の推進をはかっている。
Satosh Goto後藤 聡敏
ソーシャルデザイン統括部門
新事業創出部
ライフサイエンス課/2020年入社
社会課題の解決となるライフサイエンス領域で
新事業の技術開発を行っている。

INTERVIEW

「見えないなら光らせよう。
古河電工ならではの発想で
生まれた新技術」
八木氏:Tellumino™ 開発の始まりは、当社の持つ光の技術をライフサイエンス事業にも展開できないかと考えたことでした。そこで、医療機器の展示会に参加したところ、医療現場が抱えている悩みを知りました。その悩みというのが、体内に埋め込まれた医療機器の位置を正しく把握するのが難しいということ。特に、薬剤を注入する埋め込み型CVポートは、触診で位置を確認して穿刺を行うので、相応の訓練と技量が必要。患者の不安が増大するだけでなく、医療従事者にストレスがかかる要因にもなっていました。当社では、その解決方法としてすぐに、CVポートの位置が分からないなら光らせようというアイデアが出ました。まさにコロンブスの卵のような発想です。Tellumino™ 開発チームは、マーケティング・開発・知財の3部門から構成されており、さまざまなメンバーが多様なアイデアを出してくれました。さらに、もともと光の技術開発に携わっていたメンバーが多かったので、そういった意味でもアイデアが出やすかったのかもしれません。
「医療の知識はゼロの素人集団。
沢山の力を結集して、
今も進化を続けている」
八木氏:光らせることは決まったものの、医療分野に関しては全くの素人です。医工連携を専門にされている先生や医療従事者と連携しながら開発を進めました。体外から見たときにCVポートの光が分かる距離は、体表面からの深さ5mm。この数値であれば、標準的な体型の方なら問題なく見えることが分かりました。ただ体内に入れるので、小型化する必要があります。小さくすると光も小さくなってしまう。この部分はかなり苦労しましたし、今も開発を進めて日々進化を続けているところでもあります。
「入社1年目でTellumino™
開発チームに参加。学生時代に
やりたかったことができる環境」
後藤氏:もともと学生時代は、ライフサイエンス寄りの基礎研究を行っていたこともあり、入社1年目にTellumino™ 開発チームに声をかけていただきました。興味のある分野だったのでお返事をしてすぐに参加しました。最初は他の案件も並行して行っていましたが、徐々にTellumino™ 一色に。やりたかった分野に携わることができて嬉しいですし、毎日が充実しています。また、Tellumino™ のネーミングにも関わりました。位置検知を意味する「Tell(テル)」と、光を意味する「Luminous(ルミナス)」からとった「Lumino(ルミノ)」を組み合わせた造語です。ロゴもデザイナーの方にイメージを伝えながら一緒に作り上げていきました。なかなかできることではないので、良い経験をさせてもらいました。
「穿刺実験で実際に光っているところを
見たとき、自分達の技術で、
医療従事者の負担を減らせると実感した」
後藤氏:医療現場に即した実験を通して、実際に体内に埋め込んだ状況下で光っているのを見ました。CVポートの位置が本当に分かりやすくて、これは安心感や刺しやすさが違うなと感じました。医療従事者の方々にも早くこの感動を味わってほしいですし、これまでの負担を減らせると確信しています。実用化に向けて、より良いものに仕上げるために精巧に作り上げていきたいです。今回の技術は、さまざまな展開が可能だと思っています。まだ2年目ですが、これからも世の中に役立つ技術を開発していきたいです。

NEXT STAGE チャレンジの先へ

潜在能力を秘めたTellumino™の技術で、
ライフサイエンス領域への貢献を目指す。

体外からCVポートの位置を容易に視認できる医療向けソリューション技術・Tellumino™を開発した古河電工。今後、実用化に向けて医療機器メーカーと協業を進めていくという。実用化となれば、患者の精神的・肉体的負担の軽減に大きく貢献するだろう。また、Tellumino™の技術を展開し、さらなるライフサイエンス領域への貢献を考えているそうだ。古河電工の挑戦は、これからも続く。

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