【DO!BOOK・ページリンク】
2012_all   24 / 48

BOOKをみる

10秒後にBOOKのページに移動します


工場での取り組み 当社グループで排出される地球温暖化ガスは、電力や燃 料などのエネルギー源に起因するCO2がほとんどです。特 に高い比率を占める製造工程での排出量削減のため、生産 工程の効率化、燃料転換や高効率機器への更新、機器の高 温部の断熱などの省エネルギー対策を実施しています。 2011年度のグループ全体での地球温暖化ガス排出量 は、82.0万トン-CO2/年となり、2000年度比で20.0%を 削減、同じくエネルギー消費量は、2007年度比で12.3%削 減することができました。 当社単体での地球温暖化ガス排出量は24.4万トン-CO2 /年で、2000年度比で18.8%削減できました。 当社グループは、1993年に廃棄物の外部委託処理量を 削減する活動を開始し、2001年度からは「事業所から出て 直接最終処分される外部委託処理産業廃棄物を総排出量の 1%未満に削減する」ゼロエミッション活動を推進しています。 分別の徹底や廃酸・汚泥の再資源化を進めた結果、2011 年度のグループ全体での再資源化されない廃棄物の外部 委託処理量は5,021トンとなり、2004年度比で 66.1%削 減できました。また、直接埋立処分量は、国内グループ全体 では1,014トンと2004年度比78.1%の削減、当社単体で は処分量ゼロを達成しました。 また、再資源化率(総発生量に対する再資源化量の割合) 物流での取り組み 2011年度の当社グループ全体の輸送量は4億6千万ト ンキロで、2010年度より3.2%減少しました。このうち当社 単体の輸送量は1億3千3百万トンキロで、2010年度比で 1.0%減少しました。CO2排出量は、積載率の向上などによ ※1 電力使用量の換算に関し、各電力会社の排出係数を使用 ※2 水力発電分はCO2排出量ゼロとする り、2010年度比2.6%減の14,900トン-CO2となりました。 また原単位では2006年度比で13.8%の削減を達成しまし た。長距離輸送の減少などから、モーダルシフト率は低下傾 向にありますが、引き続きモーダルシフトの推進、積載率の 向上、共同配送の推進などに取り組み、輸送エネルギーを削 減していきます。 環境配慮生産/化学物質管理 古河電工グループは、生産や物流のプロセスで発生する環境負荷の低減や、 化学物質の適正管理に取り組み、持続可能性の向上を図っています。 環境への取り組み CO2排出量削減活動 廃棄物削減 地球温暖化ガス排出量 0 60 90 30 120 (年度) (万トン-CO2) 古河電工関係会社 2000 72.5 2005 70.6 2006 69.6 2007 66.9 2008 65.7 2009 61.6 2010 60.0 2011 57.6 30.0 28.7 28.2 27.1 26.5 25.9 24.6 24.4 モーダルシフト率と原単位(古河電工) 1.7 1.8 1.9 2006 3.6 1.897 2007 8.5 1.869 (MJ/トンキロ) 0 8.0 4.0 12.0 (年度) (%) 原単位モーダルシフト率 2008 10.7 1.833 2009 9.9 1.742 2010 9.0 1.698 2011 6.6 1.636 0 60 90 120 (万トン-CO2) 古河電工関係会社 72.5 67.6 70.4 73.3 75.6 70.6 69.6 66.9 65.7 61.6 60.0 57.6 再資源化されない廃棄物処理量 0 2011 5,000 10,000 15,000 (トン) 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 4,903 1,252 4,272 7,951 2,119 9,041 1,552 8,573 1,839 10,997 3,816 1,160 7,824 5,753 古河電工関係会社 (年度) 863 749 直接埋立処分量 (トン) 3,000 2,000 1,000 4,000 5,000 1,619 164 1,355 4 1,014 0 2,254 176 3,113 177 2,124 271 1,818 258 4,121 504 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 古河電工関係会社 0 (年度) CSR資料編 CSR資料編 23 古河電工グループ サステナビリティレポート 2012