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2012_all   31 / 48

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当社グループは、「古河電工グループCSR基本方針」にお いて、全てのステークホルダーとの健全で良好な関係を維 持・発展させることを定めています。さらに、「会社情報の適 時開示に関する社内規定」において、適時・適切な情報開示 を行うための体制を整備しています。 これらの方針のもと、CFO(Chief Financial Officer)を IR担当役員に据え、経営企画室IR・広報ユニットが担当部署 となってIR活動を運営しています。 国内外の機関投資家・証券アナリストを対象に、経営説明 会(中間・年間決算、中期計画発表時)を開催するほか、年間 を通じて積極的なコ ミュニケーションを 図っています。 当社は、2011年10月に第4回個人株主向け工場見学会 を開催しました。 見学会の参加者は自由応募の中から抽選で決定してお り、今回は応募総数1,935名様の中から189名様をご招待 しました。当日は、光ファイバや銅製品、自動車部品などの製 造工程や、水力発電所などを見学いただき、「超電導」現象に ついてわかりやすくご説明する実験なども通して、古河電工 を体験していただきました。 なお、今回は、見学会の冒頭でカルテル問題についての お詫びとご説明もさせていただきました。参加者の方から は、「(古河電工に)愛着は持てたが、コンプライアンスは遵 守してもらいたい」などのご意見・ご感想をいただきました。 当社は、安定配当を基本としながら、長期的な視野にたっ て、今後の収益動向を見据えつつ、将来の事業展開を勘案 し、配当を行うことを基本としております。 2012年3月期の配当につきましては、中間期末は2.5円 の配当を実施しましたが、連結営業利益が大幅減益となった ことに加え、連結当期純損益も多額の損失計上となったこと などから期末配当は見送りました。 情報開示方針とIR体制 機関投資家・証券アナリストとの関わり 個人投資家との関わり 株主様への利益還元 株式保有者分布推移 2011年3月31日2012年3月31日 個人30.0 33.1 金融機関42.1 38.3 国内法人7.2 7.3 外国法人18.0 18.6 証券会社ほか2.7 2.8 ※ 2012年3月末時点の個人株主数は69,476名(前年比1,691名増)で、保有 株式比率は33.1%でした ※2012年3月末時点の外国人保有株式比率は18.6%でした 4月.6月7月.9月10月.12月1月.3月 2011年度の主なIR活動(古河電工) 5月 期末決算発表2月 第3四半期決算発表 6月 欧州投資家訪問 6月 株主総会 6月 株主通信発行 8月 第1四半期決算発表 10月 個人株主向け工場見学会 11月 第2四半期決算発表 11月 シンガポール/香港ミーティング 11月 国内投資フォーラム 株主・投資家様との関わり 古河電工は、IR(投資家広報)活動を通じて株主・投資家様と 相互にコミュニケーションし、企業価値の向上を図っています。 社会への取り組み (%) 「超電導」現象を実験でご説明できたばかりで1,100℃と熱い銅線 を間近で見学 機関投資家向け決算説明会の様子 古河電工グループ サステナビリティレポート 2012 30