【DO!BOOK・ページリンク】
2012_all   41 / 48

BOOKをみる

10秒後にBOOKのページに移動します


取締役会 当社では、取締役11名のうち2名を社外取締役としてい ます。これは取締役会での議論・決議に社外の視点からの助 言や意見を取り入れ、意思決定の透明性を確保し、経営全般 に対する監督機能を強化することを目的としたものです。 社外取締役は、商社、事業会社での豊富な経営経験を持 ち、多様な観点から有益な提言・指摘をしており、取締役会 はこれらを尊重しながら意思決定を行います。このため取締 役会は、社外取締役、社外監査役が極力出席できる日に開 催するよう配慮するとともに、議題に関して十分に理解を深 められるよう数日前に資料を提供し、必要に応じて事前の説 明を行うなど、社外取締役、社外監査役が円滑に職務を遂行 できる体制を整えています。 なお、役員の報酬等に関する方針や個人別報酬の内容等 については、その決定過程での透明性の確保、恣意性の排 除のため、社外役員を含む報酬委員会が、取締役会の委任 に基づいて決定しています。 当社は、業務執行体制としてカンパニー制およびチーフ・ オフィサー制を採用しています。業務執行の最高責任者で ある社長のもと、事業運営に関してはカンパニー長が、グ ループ全体の戦略・資源配分・管理などに関してはチーフ・オ フィサーが、それぞれ責任者となって業務を執行。これらの 業務の状況を、四半期ごとに取締役会に報告しています。 当社および関係会社では、職務執行の効率性維持・向上、 コンプライアンス、リスク管理、情報管理およびグループ会 社管理を目的として内部統制システムを整備・構築し、運用 しています。システムの整備はCSR推進本部管理部内部統 制推進グループが行い、運営状況の評価や改善にも取り組 んでいます。また、金融商品取引法に定められた内部統制報 告書については、グループJ-SOX会議およびCSR推進本部 が中心となって作成し、当社グループの財務報告における 信頼性の維持・向上に努めています。 監査役会 当社は、監査役設置会社の形態を採用しています。取締 役会から制度的に独立した監査役・監査役会を設置してお り、その機能を重視しています。また、監査役、会計監査人 と、内部監査部門であるCSR推進本部監査部が、情報・意見 交換により連携し、監査機能の強化を図っています。 取締役会・監査役会 業務執行 内部統制 ガバナンス体制 委任 監視監督機能 業務執行機能代表取締役会長 代表取締役社長 CSR・リスクマネジメント委員会 社長、カンパニー長、チーフ・オフィサー 特別委員会 中央環境管理委員会 中央コンプライアンス委員会 他 報酬委員会 内部監査(CSR推進本部) 経営会議 会長、社長、カンパニー長、チーフ・オフィサー 選任選任 会計監査 提案・報告 監視 選定 諮問指示 支援・指導 報告 報告 監査の連携 ●会計に関する報告の聴取 ●業務および財産状況の調査 ●重要な業務執行の決定 ●業務執行の監督 ●事業の報告の聴取 ●業務および財産状況の調査 報告/ 出席・監査 選任 株主総会 会計監査人 チーフ・オフィサー CSO(Chief Strategy Officer) CMO(Chief Marketing Officer) CSRO(Chief Social Responsibility Officer) CFO(Chief Financial Officer) CPO(Chief Production Officer) CTO(Chief Technology Officer) 事業運営カンパニー長 情報通信部門 エネルギー・産業機材部門 金属部門 電装・エレクトロニクス部門 所管グループ会社 古河スカイ(株) 軽金属部門 その他グループ会社 監査役会 監査役5名(うち社外監査役3名) 取締役会 取締役11名(うち社外取締役2名) コーポレートガバナンス 古河電工は、効率的で透明性の高い内部統制システムを構築、整備することで、 経営の健全性の維持に努めています。 マネジメント強化の取り組み 古河電工グループ サステナビリティレポート 2012 40