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設定例

14 . 1Bインターネット,1B複数箇所イントラネット


1Bインターネット,1B複数箇所イントラネット


・WEBブラウザによる設定

 <FITELnet-EシリーズのAの設定>
1. 〔ルータの簡単設定〕の中から〔ISDNダイヤルアップ接続〕もしくは〔ISDN常時接続〕を選択します。
  (「フレッツISDN」をご利用になる場合は「ISDN常時接続」を選びます)

 ・インターネット接続用にプロバイダから配布された情報を登録します。
WEB設定画面1
入力内容を確認し、正しければボタンをクリックします。
2. 〔ルータの便利な設定〕の中から〔ISDN回線の接続について〕を選び〔同時2箇所接続〕をクリックします。

(1) 1B目
 ・「自局電話番号」と「サブアドレス」を入力します。
WEB設定画面2-1
(2) 2B目
 ・2B目についても「自局電話番号」と「サブアドレス」を入力します。
WEB設定画面2-2
(3) B1,B2共通
 ・「着信時の発信者番号(相手の番号)チェック」を「する」にします。
 ・「着信時、相手をPPP認証」を「する」にします。
WEB設定画面2-3
入力内容を確認し、正しければボタンをクリックします。
3.〔ルータの便利な設定〕の中から〔ダイヤルアップ接続用認証用データの複数登録〕を選択します。

 ・イントラネット接続用に自分のIDとパスワードを登録します。
WEB設定画面3
入力内容を確認し、正しければボタンをクリックします。
4.〔ルータの便利な設定〕の中から〔ダイヤルアップ回線接続先の登録〕を選択します。

(1)新規登録をクリックして,osakaサイトの情報を登録します。
 ・電話番号に接続相手の番号を,「nextgatewayとして接続する時の回線インタフェース」で「ISDN2」を選びます。
 ・「相手認証用のID」と「パスワード」を入力します。 ここで記入された内容が,CHAPの認証IDとパスワードになります。
WEB設定画面4-1
入力内容を確認し、正しければボタンをクリックします。
(2)同じく新規登録をクリックして,hakataサイトの情報を登録します。
 ・電話番号に接続相手の番号を,「nextgatewayとして接続する時の回線インタフェース」で「ISDN2」を選びます。
 ・「相手認証用のID」と「パスワード」を入力します。 ここで記入された内容が,CHAPの認証IDとパスワードになります。
WEB設定画面4-2
入力内容を確認し、正しければボタンをクリックします。
5.〔ルータの便利な設定〕から〔IP RIPスタィック〕を選択します。

 ・1つ目のインターネット接続用のエントリに加えて,osakaサイト,hakataサイトに対するルート情報を追加します。
WEB設定画面4
入力内容を確認し、正しければボタンをクリックします。
6.〔ルータの詳細設定〕から〔インタフェースの設定〕を選択します。
LANインタフェース
 ・「LANインタフェース」にFITELnetのLAN側IPアドレスとサブネットマスクを入力します。
WEB設定画面5-1
WAN#2インタフェース
 ・「WAN#2インタフェース」の「ブロードキャスト」を選択し,FITELnetのWAN側IPアドレスとサブネットマスクを入力します。
WEB設定画面5-2
入力内容を確認し、正しければボタンをクリックします。
7.〔リセット〕
「装置をリセットする」を選択し、ボタンをクリックします。
リセット画面


・FITELnet-E-A(コマンドによる)設定
#
#回線種別の選択(2B使用)
#
wan isdn dual
#
#装置自身のホスト名の設定
#
hostname add 1 default=AAAAAA password=himitsuA nameserver=158.xxx.160.24,158.xxx.160.244
hostname add 2 name=tokyo password=tokyo
#
#接続相手の情報
#
target add name=dialup-easysetting dial=035555xxxx host=default
#
#着信を許可するユーザの登録(最大19件まで)
# name=“ユーザID” key=nc,“ユーザパスワード”
#
target add name=osaka dial=062222xxxx key=nc,osaka host=tokyo
target add name=hakata dial=092333xxxx key=nc,hakata host=tokyo
#
#自局の回線の情報(発信者番号による認証,IDとパスワードによる認証を行う)
# PHS接続用とイントラネット用で電話番号をサブアドレスで分ける。
#
isdn dialcheck=on recvcheck=on multimode=on
isdn -1 dial=031234xxxx*1
isdn -2 dial=031234xxxx*2
#
#IPターゲットの設定
#
iptarget add addr=192.168.100.1 name=osaka
iptarget add addr=192.168.100.2 name=hakata
#
#ルート情報の設定
#
ipripstatic add dst=192.168.1.0,255.255.255.0 nexthop=192.168.100.1 metric=16\
preference=50
ipripstatic add dst=192.168.2.0,255.255.255.0 nexthop=192.168.100.2 metric=16\
preference=50
#
#IPアドレスの設定
#
interface lan addr=192.168.0.1,255.255.255.0 broadcast=192.168.0.255
interface isdn2 addr=192.168.100.254,255.255.255.0 broadcast=192.168.100.255
#
#NATの設定
#
nat natp if=isdn1
#
#設定の終了
#
exit
configuration modified. save OK ? (y/n): y
please reset#reset
Do you want to continue (y/n)?: y
・FITELnet-E-B(コマンドによる)設定
・コマンドによる設定は,
 「ダイヤルアップ複数相手接続(2回線同時接続:wan dual)」の「FITELnet-E-B(コマンドによる)設定 」をご参照ください(注1)。


・FITELnet-E-C(コマンドによる)設定
・コマンドによる設定は,
 「ダイヤルアップ複数相手接続(2回線同時接続:wan dual)」の「FITELnet-E-C(コマンドによる)設定 」をご参照ください(注1)。

注1:tokyoサイトに対するtargetの設定で、接続相手のISDN番号に、次のようにサブアドレスを付加して下さい。

   target add name=tokyo dial=031234xxxx*2 key=nc,tokyo host=default



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