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設定例
13 . 1B複数箇所イントラネット,1Bリモートアクセスサーバ


1B複数箇所イントラネット,1Bリモートアクセスサーバ

・WEBブラウザによる設定
 <FITELnet-EシリーズのAの設定>
1. 〔ルータの便利な設定〕の中から〔ISDNダイヤルアップ接続について〕を選び〔同時2箇所接続〕をクリックします。

(1) 1B目
 ・「自局電話番号」と「サブアドレス」を入力します。
WEB設定画面1
(2) 2B目
 ・2B目についても「自局電話番号」と「サブアドレス」を入力します。
WEB設定画面1-2
(3) B1,B2共通
 ・「着信時の発信者番号(相手の番号)チェック」を「する」にします。
 ・「着信時、相手をPPP認証」を「する」にします。
WEB設定画面1-3
入力内容を確認し、正しければボタンをクリックします。
2.〔ルータの便利な設定〕の中から〔ダイヤルアップ接続用認証用データの複数登録〕を選択します。

 ・イントラネット接続用に自分のIDとパスワードを登録します。
WEB設定画面2
3.〔ルータの便利な設定〕の中から〔ダイヤルアップ回線接続先の登録〕を選択します。

新規登録(PHSアクセス用)
 ・電話番号にPHSの番号を,「nextgatewayとして接続する時の回線インタフェー ス」で「ISDN1」を選びます。
 ・「相手認証用のID」と「パスワード」を入力します。 ここで記入された内容が,PHSでダイヤルアップする際のIDとパスワードに なります。
 ・PIAFS接続で「する」を選択します。 (方式はPHSにあわせて選択してください)
WEB設定画面3-1
新規登録(osakaサイト用)
 ・電話番号に接続相手の番号を,「nextgatewayとして接続する時の回線イン タフェース」で「ISDN2」を選びます。
 ・「相手認証用のID」と「パスワード」を入力します。 ここで記入された内容が,CHAPの認証IDとパスワードになります。
WEB設定画面3-2
新規登録(hakataサイト用)
 ・電話番号に接続相手の番号を,「nextgatewayとして接続する時の回線イン タフェース」で「ISDN2」を選びます。
 ・「相手認証用のID」と「パスワード」を入力します。 ここで記入された内容が,CHAPの認証IDとパスワードになります。
WEB設定画面3-3
入力内容を確認し、正しければボタンをクリックします。
4.〔ルータの便利な設定〕から〔IP RIPスタィック〕を選択します。

 ・まず1つ目のエントリを削除します。
 ・osakaサイト,hakataサイトに対するルート情報を入力します。
WEB設定画面4
入力内容を確認し、正しければボタンをクリックします。
5.〔ルータの詳細設定〕から〔インタフェースの設定〕を選択します。
LANインタフェース
 ・「LANインタフェース」にFITELnetのLAN側IPアドレスとサブネットマスクを入力します。
WEB設定画面5-1
WAN#1インタフェース
 ・「WAN#1インタフェース」で「ブロードキャスト」を選択し,
  「インタフェースアドレス」にはFITELnetのLAN側IPアドレスを,
  「相手インタフェースアドレス」には,PHSにわりあてるIPアドレスを,
  「相手インタフェースサブアドレス」には「255.255.255.255」を入力します。
WEB設定画面5-2
WAN#2インタフェース
 ・「WAN#2インタフェース」の「ブロードキャスト」を選択し,FITELnetのWAN 側IPアドレスとサブネットマスクを入力します。
WEB設定画面5-3
入力内容を確認し、正しければボタンをクリックします。
6.〔リセット〕
「装置をリセットする」を選択し、ボタンをクリックします。
リセット画面
・FITELnet-E-A(コマンドによる)設定
#
#回線種別の選択(2B使用)
#
wan isdn dual
#
#装置自身のホスト名の設定
#
hostname add 1 default=tokyo password=tokyo
#
#着信を許可するユーザの登録
# name=“ユーザID” key=nc,“ユーザパスワード”
#
target add name=PHS dial=07061111111 key=nc,phspassword speed=piafs64b host=default
target add name=osaka dial=0622221111 key=nc,osaka host=default
target add name=hakata dial=0923331111 key=nc,hakata host=default
#
#自局の回線の情報(発信者番号による認証,IDとパスワードによる認証を行う)
# PHS接続用とイントラネット用で電話番号をサブアドレスで分ける。
#
isdn dialcheck=on recvcheck=on
isdn -1 dial=0312341234*1
isdn -2 dial=0312341234*2
#
#IPターゲットの設定
#
iptarget add addr=192.168.100.1 name=osaka
iptarget add addr=192.168.100.2 name=hakata
#
#ルート情報の設定
#
ipripstatic
ipripstatic add dst=192.168.1.0,255.255.255.0 nexthop=192.168.100.1 metric=16\
preference=50
ipripstatic add dst=192.168.2.0,255.255.255.0 nexthop=192.168.100.2 metric=16\
preference=50
#
#IPアドレスの設定
#
interface lan addr=192.168.0.1,255.255.255.0 broadcast=192.168.0.255
interface isdn1 addr=192.168.0.1 remote=192.168.0.20,255.255.255.255
interface isdn2 addr=192.168.100.254,255.255.255.0 broadcast=192.168.100.255
#
#設定の終了
#
exit
configuration modified. save OK ? (y/n): y
please reset#reset
Do you want to continue (y/n)?: y

・FITELnet-E-B(コマンドによる)設定
・コマンドによる設定は,
 「ダイヤルアップ複数相手接続(2回線同時接続:wan dual)」の「FITELnet-E-B(コマンドによる)設定 」をご参照ください。
・FITELnet-E-C(コマンドによる)設定
・コマンドによる設定は,
 「ダイヤルアップ複数相手接続(2回線同時接続:wan dual)」の「FITELnet-E-C(コマンドによる)設定 」をご参照ください。
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