ip address

ルータグループの代表IPアドレスを設定します。
ルータグループを形成すると、ルータグループは仮想の1つのルータとして扱われます。代表IPアドレスは、この仮想ルータのIPアドレスとなりますので、LAN上のサブネットのIPアドレスが割り当てられている必要があります。この設定は、ルータグループを形成しているルータどうしでは、同じIPアドレスである必要があります。

LAN上の端末(PCなど)で、デフォルトルートを設定している場合は、この代表IPアドレスを設定するようにしてください。


設定例1 ルータグループの代表IPアドレスを"192.168.100.254"とする

Router(config)#redundancy router-group
Router(config-redundancy)# ip address 192.168.100.254


コマンド書式

ip address <代表IPアドレス>


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
代表IPアドレス ルータグループの代表IPアドレスを設定します。 IPv4アドレス形式 省略不可


この設定を行わない場合

ルータグループ化機能は使用できません。


ルータグループ化機能とは?

LANインタフェース上にあるFITELnet-F100/E30と連携して冗長機能を実現するために、ルータグループというグループを形成します。
ルータグループどうしで、L3監視の状態や空きチャネルの情報をやり取りして、経路が異常になった場合のバックアップ/復旧時の切り戻しを行ないます。

LAN上の端末(PCなど)からは、仮想的にルータグループが1つのルータとして動作します。


設定モード

冗長機能設定モード

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