エリア境界ルータのタイプを設定します。
オプションにより、エリア間ルートの計算の動作が異なります。
refreshコマンド後に有効になるコマンドです。
Router(config)#router ospf
Router(config-ospf)#neighbor 192.168.0.1 priority 16
ospf abr-type {cisco|ibm|shortcut|standard}
パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値 cisco バックボーンエリアに隣接していて,かつバックボーンエリアの1 台以上のルータとfull ステータスとなっている場合にバックボーンエリアおよびトランジットエリアのsummary lsa を計算。それ以外は全エリアのsummary lsaを計算します。 cisco 省略不可 ibm バックボーンエリアに隣接していて,かつバックボーンエリアの1 台以上のルータとfull ステータスとなっている場合にバックボーンエリアおよびトランジットエリアのsummary lsa を計算。それ以外は全エリアのsummary lsaを計算します。 ibm 省略不可 shortcut バックボーンエリアに関しては,バックボーンエリアの 1 台以上のルータとfull ステータスとなっている場合にsummary LSAを計算。 バックボーンエリア以外のエリアに関しては,以下のエリアに関してsummary LSAを計算。
・トランジットエリア
・ルータがバックボーンに隣接していなくて,shortcutモードがdisable以外(default or enable)のエリア
・shortcut モードがenableのエリアshortcut 省略不可 standard エリア間ルートの計算は,バックボーンエリアおよびトランジットエリア(Virtual Link)でのみsummary LSAを計算。 standard 省略不可
ABRのタイプをstandardに設定します。
OSPFサービス設定モード