RIPの宛先アドレスを指定します。
通常のRIPは、Version1ではサブネットブロードキャスト(192.168.0.255等)宛、Version2ではマルチキャスト(224.0.0.9)宛に送信しますが、RIPを広告する相手を限定したい場合に、宛先アドレスを指定します。
refreshコマンド後に有効になるコマンドです。
Router(config)#router rip
Router (config-rip)# neighbor 192.168.100.1
neighbor <IPアドレス> [source-interface {lan 1 | ewan {1|2} | loopback 1}]
パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値 <IPアドレス> RIPの宛先を指定します。 IPv4アドレス形式 省略不可 source-interface RIPを送信する際の送信元アドレスに使用するインタフェースアドレス
送信元インタフェースの指定は、最大500エントリとなります。
501エントリ以上、送信元インタフェースを指定したエントリがある場合、501件目以降のエントリについては、送信元エントリの指定が無効になり、実際に送信するインタフェースのアドレスが、送信元アドレスとなります。lan 1
ewan 1〜2
loopback 1実際に送信するインタフェース
Version1ではサブネットブロードキャスト(192.168.0.255等)宛、Version2ではマルチキャスト(224.0.0.9)宛に送信します
RIPサービス設定モード