コマンド操作について

FITELnet-F1000では、コンソール/TELNETからのコマンド操作時に、以下に示す便利な機能(キー操作)をサポートしています。
キー操作 機能 キー操作 機能
Ctrl+a コマンドの先頭にカーソルを移動 Ctrl+n 以降に入力したコマンドを1つずつ表示する
Ctrl+b カーソルを1文字戻す Ctrl+p 以前に入力したコマンドを1つずつ表示する
Ctrl+c コマンドを無視してプロンプトに戻る Ctrl+q 出力一時停止(Ctrl+s)を解除する
Ctrl+d コマンドの最後にカーソルがある場合は、補完できるコマンドの一覧を表示するコマンドの途中にカーソルがある場合は、カーソル上の文字を1文字消去する Ctrl+s 出力を一時停止する
Ctrl+e カーソルを行の最後に進める Ctrl+t カーソルの前2文字を入れ替える
Ctrl+f カーソルを1文字進める Ctrl+u, Ctrl+w カーソルまでの文字列を消去する
Ctrl+j, Ctrl+m <Enter>と同じ Ctrl+y Ctrl+kで消去された文字列を貼り付ける
Ctrl+k カーソルから後ろの文字列を消去する Ctrl+z 特権ユーザモードに移行する(ユーザモード時以外)
Ctrl+l 画面をクリアして、プロンプトを1行目にする <TAB>キー コマンドを補完する※

※ 入力された文字列に対して、コマンド・オプションが一意に決まる場合に有効です。
例) hostnameコマンド(基本設定モード)を補完する
h<TAB> 補完できない。hだけでは、hostnameコマンドのほかにhelpコマンドも存在するため
ho<TAB> 補完できる。hoで始まるコマンドは、hostnameコマンドのほかにないため

も入力しなくてもコマンド・オプションが一意に決まる場合にも使用できます。
例) configure terminalコマンド(特権ユーザモード)を補完する
configure <TAB> configureコマンドのオプションは"terminal"のみなので、何も入力しなくても<TAB>入力で補完できる。

また、FITELnet-F1000では、入力した文字列でコマンドが一意に決まる場合は、後ろの文字列を入力しなくてもコマンドを判断します。
例) "hostname F1000"と登録する場合"ho F1000<Enter>"でもかまいません。