ip dhcp pool

DHCPサーバ設定モードに移行します。
FITELnet-F120のLAN/EWAN2インタフェースで、FITELnet-F120をDHCPサーバとして使用する場合には設定が必要です。
DHCPサーバ設定モードで設定できるコマンドについては、こちらを参照してください。
DHCPサーバ機能と、DHCPリレーエージェント機能は共存できません。両方の設定がされている場合は、DHCPリレーエージェント機能が採用されます。


設定例 LANインタフェースでDHCPサーバ機能を使用するために、DHCPサーバ設定モードに移行する

Router(config)#ip dhcp pool lan1
Router(config-dhcp-pool)#


コマンド書式

ip dhcp pool { lan1 | ewan2 }


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
lan1 | ewan2 DHCPサーバ機能を使用するインタフェースを選択します。
lan1 LANインタフェースで使用する
ewan2 EWAN2インタフェースで使用する
省略不可


この設定を行わない場合

DHCPサーバ機能を使用できません。


DHCPサーバ機能とは?

DHCPサーバ機能とは、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)を使用して、LAN上の端末(PC)にIPアドレスなどの情報を割り当てる機能です。
FITELnet-F120のDHCPサーバ機能では、以下の情報を通知することができます。
 ・IPアドレス/サブネットマスク
 ・DNSサーバのIPアドレス
 ・デフォルトゲートウェイのIPアドレス
 ・ドメイン名
FITELnet-F120では、DHCPリレーエージェント機能もサポートしています。DHCPリレーエージェント機能は、自身がサーバになるのではなく、外部のDHCPサーバに問い合わせしなおす機能です。双方の設定がされている場合、DHCPリレーエージェント機能が有効になります。


設定モード

基本設定モード

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