route-map

Route-map 設定モードに移行します。
Route-MAP とは、ルート情報の送受信条件や送受信先を詳細に規定しておくものです。
ルート情報の送受信条件や送受信対象を"match "で特定し、送受信するルート情報を"set "で編集します。
no route-mapを指定した場合は、Route-mapで設定した内容をすべてクリアします。


設定例1 Route-map名=map1のRoute-map設定モードに移行する

Router(config)# route-map map1 permit 1
Router(config-rmap map1 permit 1)#


コマンド書式

route-map { Route-map名 } { permit | deny } <シーケンス番号>


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
Route-map名 各種ルーティングプロトコルで、Route-mapを指定する場合の名称になります。 - 省略不可
permit | deny このルートマップが許可する属性(permit)なのか、許可しない属性(deny)なのかを指定します。 permit | deny 省略不可
シーケンス番号 同じルートマップ名で、複数の操作を行なう場合に、複数の属性を指定します。
ここにつける番号が、シーケンス番号です。
1〜65535 省略不可


この設定を行わない場合

詳細な経路の制御を使用できない場合があります。


Route-map詳細

Route-mapの詳細について説明します。
Route-mapは、ルーティングプロトコルの、各種パラメータの操作・経路情報のフィルタリングのために使用します。

例1 BGPで広告する場合は、メトリック(MED値)を5としたい

FITELnet-F120では、何も指定しない場合はMEDのアトリビュートを付加せずにBGPのアップデート情報を通知しますが、Route-mapを利用することにより、MEDアトリビュートをつけてBGPのアップデートを通知することができます。


設定モード

基本設定モード

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