preference

ルータグループの中の優先度を設定します。
ここで設定する値が小さいほど、優先度は高くなります。

※値は、バックアップ側のFITELnet-F120/E30より小さくしてください。
 (優先度はE30のpreference値と相対的なものです。)

冗長機能使用時は、優先度の高いルータが中継を行い、優先度の高いルータの回線もしくはルータ自身の障害発生時には、優先度の低いルータが中継を行ないます。


設定例1 ルータグループ内の優先度を1(最優先)とします

Router(config)#redundancy router-group
Router(red-router-group)# preference 1


コマンド書式

preference <優先度>


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
優先度 ルータグループの中の優先度を設定します。 1〜99 省略不可


この設定を行わない場合

優先度は"1"となります。


ルータグループ化機能とは?

LANインタフェース上にあるFITELnet-F120/E30と連携して冗長機能を実現するために、ルータグループというグループを形成します。
ルータグループどうしで、L3監視の状態や空きチャネルの情報をやり取りして、経路が異常になった場合のバックアップ/復旧時の切り戻しを行ないます。

LAN上の端末(PCなど)からは、仮想的にルータグループが1つのルータとして動作します。


設定モード

冗長機能設定モード

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