redistribute

RIP以外の手段で取得した経路情報のうち、RIPで配布する手段を選択しメトリック値を設定します。メトリック値を省略した場合は、"1"で配布します。
refreshコマンド後に有効になるコマンドです。


設定例1 スタティックで登録した経路情報をRIPで配布する(メトリック1)

Router(config)#router rip
Router(config-rip)#redistribute static


設定例2 BGPで学習した経路情報をRIPで配布する。このときメトリックを3として配布する

Router(config)#router rip
Router(config-rip)#redistribute bgp metric 3


コマンド書式

redistribute <再配布する経路情報> { [metric <メトリック値>] | route-map <Route-map名> ]


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
再配布する経路情報 RIP以外の手段で取得した経路情報のうち、RIPで配布するものを指定します。
connected 直接経路
kernel kernelにセットされた経路情報
static スタティックルーティング情報
bgp BGPで取得した経路情報
local-prot1 SA-UPルート情報
local-prot2
省略不可
metric <メトリック値> RIPで広告する際のメトリック値を指定します。 0〜16 メトリック値1
route-map <Route-map名> 必要に応じて、適用するRoute-mapを指定します。 - Route-mapを適用しない


この設定を行わない場合

RIPで受信した情報およびSA-UPルート情報を広告します。


設定モード

RIPサービス設定モード

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