show pathcheck

Layer3監視の状況を表示します。


表示画面例1 

Router# show pathcheck 
[1]  pathchkipaddr:192.168.100.1 status Normal
        fail       2/4
        success   3/10 
     route : pppoe1
     PingTrial :3
     PathChkInterval  30   PathChkcount  4
     RestChkInterval  30   RestChkcount 10
  backup network
    1:  destination: 10.1.1.1 255.255.255.0
        1st   pppoe1     2nd  dialer 2
    4:  destination: 10.1.2.1 255.255.255.0
        1st   pppoe1     2nd  dialer 3


各項目の説明

項 目 内 容
[1] Layer3監視のシーケンス番号です。
pathchkipaddr Layer3監視先のIP アドレス(設定値)を表示します。
status Layer3監視経路の状態を表示します。経路に問題がない場合は"Normal"、経路に問題がある場合は"Error"と表示されます。
fail 経路の障害とみなすパケット数(設定値)のうち、いくつのパケットを受け取れなかったかを表示します。
上記画面例では、4つのパケットを受け取れなかった場合に障害とみなすという設定に対し、現在2つのパケットを受け取れていないことを意味します。
success 障害復旧とみなすパケット数(設定値)のうち、いくつのパケットを受け取れたかを表示します。
上記画面例では、10個のパケットを受け取れた場合に障害復旧とみなすという設定に対し、現在3つのパケットを受け取れていることを意味します。
route このLayer3監視パケットのNextHop(設定値)を表示します。
PingTrial 1 回のLayer3監視で送信するパケットの個数(設定値)を表示します。
PathChkInterval 経路監視パケットの定期送信間隔を表示します。
PathChkcount いくつのL3監視パケットの応答を、受け取れなかった場合に、経路の障害と判断するかの個数を表示します。
RestChkInterval 経路異常時の経路監視パケットの定期送信間隔を表示します。
RestChkcount 経路の障害時に、いくつのL3監視パケット(応答)を受け取れた場合に、経路の障害が復旧したと判断するかの個数を表示します。
backup network バックアップを利用するデータの情報を表示します。
destination 宛先アドレス(範囲)を表示します。
1st/2nd メイン経路のインタフェース/バックアップ経路のインタフェースを表示します。


コマンド書式

show pathcheck


パラメータ

パラメータはありません。

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