インタフェースのMSS長を指定します。
FITELnet-F120では、TCPヘッダオプションに含まれるMSS値を適切な値に書き換えることができます。
パケットに書かれている値と設定値を比較して小さい方の値にします。
Router(config)#mss lan 1 1300
mss <インタフェース名> <off | 設定値>
mss ipsec <off | 設定値>
パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値 インタフェース名 インタフェースを指定します。 lan 1
ewan 1〜2
pppoe 1〜5
ipsecif 1〜4省略不可 ipsec VPNセレクタのMSS長を指定します。
off mss値を変更しません 設定値 1240〜1460※ 省略不可 off | 設定値 MSS長を指定します。
※:ipsecとpppoeの設定値の上限は、ipsec 1420、pppoe 1452となります。
各インタフェースからパケットを送出する際に、下記の値とパケットに書かれている値を比較して小さい方の値にします。
通常は変更の必要はありません。
LAN interface:MTU長 -40
EWAN interface:MTU長 -40
PPPoE interface:MTU長 -40
IPsec interface:MTU長 -40
IPsec VPN selector:(送信IF のMTU )-113
MSS (Maximum Segment Size)とは、一度に伝送できるデータの最大量。
最大セグメントサイズ。
基本設定モード