電波状態監視機能により取得したデータ通信カードの電波レベルの値と、本設定のレベルで指定された値の比較により真(true)、偽(false)をイベント通知します。
電波状態監視ができないデータ通信カードが挿入されたり、対象となるデータ通信カードがデタッチ状態になった場合は、invert の有無に関わらず未定(unknown)をイベント通知します。
refreshコマンド後に有効になるコマンドです。
Router(config)#event-class 1
Router(config-event-class 1)#check signal-level 3 mobile 1 hold-times 10
check signal-level <レベル> mobile 1 [hold-times <TRUE確定時間> [<FALSE確定時間>]] [invert]
パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値 レベル イベント発生レベルを指定します。 1〜125 省略不可 TRUE確定時間 前回の状態が真(true)以外で、TRUE 確定時間(単位:秒)の間にカードの電波レベルが、指定したレベル以上となった場合に状態を真(true)としてイベント通知も真(true)を通知します。
ただし、invert が指定されている場合のイベント通知は偽(false)を通知します。0〜86400 TRUE確定時間は、0秒となります。 FALSE確定時間 前回の状態が偽(false)以外で、FALSE 確定時間(単位:秒)の間にカードの電波レベルが、指定したレベル未満となった場合に状態を偽(false)としイベント通知も偽(false)を通知します。
ただし、invert が指定されている場合のイベント通知は真(true)を通知します。0〜86400 FALSE 確定時間は、1秒となります。 invert 真(true)と偽(false)の状態を反転させて通知する場合に指定します。 invert 真(true)、偽(false)をそのまま通知します。
電波レベルをイベントアクションとして通知しません。
イベントクラス設定モード