Masterルータを決定する優先度を設定します。大きい数字ほど優先度は高くなります。
この優先度は、Masterルータに障害が発生した場合に作動する順番に使用されます。
優先度が同じであった場合は、ADVERTISEMENTパケット内のIPアドレス(1)で、最も大きい値を通知したルータがMasterルータになります。
refreshコマンド後に有効になるコマンドです。
Router(config)#interface ewan 1
Router(config-if ewan 1)#vrrp 1 priority 120
vrrp <VRID> priority <優先度>
パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値 VRID 本インタフェースで動作するVRRPルータのVRIDを設定します。 1〜255※ 省略不可 優先度 Master routerに遷移するための優先度を設定します。 1〜254 省略不可
※:VRIDの設定範囲は1〜255ですが、1台の装置に設定できるVRIDは32までとなります。
ただし、各インタフェースに設定できるVRIDは、2つまでになります。
VRRP機能で使用される、VRRPルータグループの識別子です。
VRIDが同一のVRRPルータは、同じグループに所属します。
ルータの優先度を100に設定します。
LANインタフェース設定モード
EWANインタフェース設定モード
VLANインタフェース設定モード