SAが接続されているかどうかの確認を行なうためのKeepAliveをICMPで行なう場合に、KeepAliveの宛先IPアドレスを設定します。
宛先をVPNピア、送信元IPアドレスを送信するインタフェースのIPアドレスとする場合は、このコマンドを設定する必要はありません。
KeepAliveにより、SAが使用できない状態になった場合は、SAを解放します。
refreshコマンド後に有効になるコマンドです。
IKEv2専用コマンド
V01.10(00)以降サポート
Router(config)#crypto ikev2 policy 1
Router(config-ikev2)#keepalive-icmp peer-address 192.168.0.1
keepalive-icmp peer-address <宛先IPアドレス>
パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値 宛先IPアドレス ICMPのKeepAliveを行なう相手のIPアドレスを指定します。 IPv4アドレス形式
IPv6アドレス形式省略不可
keepalive icmpが設定されている場合、宛先IPアドレスはVPNピアのIPアドレスになります。
IKEv2ポリシー設定モード