装置全体としてマルチキャストルーティングを行う際の、IGMP Proxyの動作を有効とするグループアドレスをアクセスリスト番号で指定します。
複数設定された場合には、アクセスリスト番号順にソートされます。
また、インタフェース設定モードと基本設定モードでアクセスリスト番号が重複する場合は、インタフェース設定モードが優先されます。
refreshコマンド後に有効になるコマンドです。
Router(config)#ip igmp proxy-group-upstream ipsecif 1 10
ip igmp proxy-group-upstream <インタフェース名> <アクセスリスト番号> [seq 優先度]
パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値 インタフェース名 上流インタフェースに指定するインタフェースを選択します。 lan 1
ewan 1〜2
ipsecif 1〜1000※
vlanif 1〜100省略不可 アクセスリスト番号 グループアドレスをIPv4標準アクセスリストの中から選択します。 1〜99
1300〜1999省略不可 seq 優先度 上流インタフェースに指定したインタフェースに対して、優先度を設定します。
数値が小さい方が優先度が高くなります。0〜255 255
※ipsecif 1〜1000は、V01.13(00)以降サポート。FITELnet
F200 Plusでは設定範囲全てが有効、FITELnet
F200では設定範囲中100エントリのみ有効。
IGMP Proxyによるマルチキャストルーティングを中継しません。
基本設定モード