アクションとして、カプセル化するIPv4ヘッダに対するマーキングを設定します。
出力インタフェースがIPsecインタフェースもしくはトンネルインタフェースで、かつOuterがIPv4の場合に、カプセル化するIPv4ヘッダのtosを指定した値にマーキングします。
precとtosは組み合わせて用いることができますが、dscpとは排他となります。
dscpが設定されている場合はdscp設定が優先されprecとtosの設定は無効となります。
dscpが設定されていない場合のみprecとtosの設定が有効になります。
本設定は outputのQoSでのみ指定する事ができます。
refreshコマンド後に有効になるコマンドです。
V01.16(00)以降サポート
Router(config)#action-map stream-action
Router(config-action-map)#set encap ip tos min-momentary-cost
set encap ip tos {<precedence値>|<precedence名称>|<copy>}
パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値 tos値 tos値を設定します。 0〜15 省略不可 tos名称 tos名称を設定します。 min-momentary-cost(1)
max-reliability(2)
max-throughput(4),
min-delay(8) ,normal(0)省略不可 copy マーキング設定があった場合でも、innerの元データの値をコピーします。 copy 省略不可
マーキングは行なわれません。
アクションマップ設定モード