アクションとして、カプセル化するIPv6ヘッダに対するマーキングを設定します。
出力インタフェースがトンネルインタフェースでかつOuterがIPv6の場合に、カプセル化するIPv6ヘッダのdscpを指定した値にマーキングします。
対象パケットがIPv6パケットではなかった場合、本設定は無視されます。traffic-classとdscpとは排他となります。
コンフィグ読み込み側での処理とし、dscpが設定されている場合はdscp設定が優先されtraffic-classの設定は無効になります。
dscpが設定されていない場合のみtraffic-classの設定が有効になります。
本設定は outputのQoSでのみ指定する事ができます。
refreshコマンド後に有効になるコマンドです。
V01.16(00)以降サポート
Router(config)#action-map stream-action
Router(config-action-map)#set encap ipv6 dscp ef
set encap ipv6 dscp {<dscp値>|<dscp名称>|<copy>}
パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値 dscp値 dscp値を設定します。 0〜63 省略不可 dscp名称 dscp名称を設定します。 ef(101110b), bf(000000b)
af11(001010b), af12(001100b)
af13(001110b), af21(010010b)
af22(010100b), af23(010110b)
af31(011010b), af32(011100b)
af33(011110b), af41(100010b)
af42(100100b), af43(100110b)省略不可 copy マーキング設定があった場合でも、innerの元データの値をコピーします。 copy 省略不可
マーキングは行なわれません。
アクションマップ設定モード