show ipv6 neighbors

IPv6の近隣の情報を表示します。

表示画面例

Router#show ipv6 neighbors lan 1

Max entry: 2048
Active entry:3  Peak:10

IPv6 Address                           Age  Linklayer Addr  State Interface 
2001:33::280:bdff:fef0:3333              0  0080.bdf0.08f8  REACH LAN
fe80::280:bdff:fef0:8f8                  0  0080.bdf0.08f8  REACH LAN
fe80::2e0:18ff:fe00:9367                 0  00e0.1800.9367  REACH LAN
Router# 

各項目の説明

項 目 内 容
Max entry 最大登録数を表示します。
Active entry 現在有効なネイバ情報数と過去最大ネイバ情報数(Peak)を表示します。
IPv6 Address 近接ルータまたはインタフェースのIPv6アドレス。
Age アドレスが最後に到達可能になってから経過した時間(分単位)
Link-layer Addr MACアドレス。アドレスが未知の場合には、 (incomplete) を表示します。
State ネイバ・キャッシュ・エントリの状態。次の状態が可能。
・INCMP (Incomplete )―アドレス解決が、エントリに対して実行されています。ネイバ送信要求メッセージが、対象の送信要求されたノードのマルチキャスト・アドレスに送信されたが、対応するネイバ・アドバタイズメント・メッセージは、まだ受信されていません。
・ REACH (Reachable )―近接ルータへの転送パスが正常に機能していることの肯定応答が、ミリ秒の最終Reachable Time(到達可能時間)内に受信されました。REACH 状態の間、パケットの送信に応じた特別なアクションは行われません。
・ STALE―転送パスの機能が正常であることの最後の肯定応答が受信されてから、ミリ秒のReachable Time(到達可能時間)を超える時間が経過しました。STALE 状態の間、パケットが送信されるまで、何のアクションも行われません。
・ DELAY―転送パスの機能が正常であることの最後の肯定応答が受信されてから、ミリ秒のReachable Time(到達可能時間)を超える時間DELAY_FIRST_PROBE_TIME 秒内に送信されました。DELAY 状態に入ってからDELAY_FIRST_PROBE_TIME 秒内に、到達可能性確認が受信されなかった場合は、ネイバ送信要求メッセージを送信し、状態をPROBE に変えます。
・ PROBE―到達可能性確認が受信されるまで、ミリ秒のRetransTimer
(再送タイマ)がアップするたびにネイバ送信要求メッセージを再送することにより、その確認が能動的に求められます。
・????―未知状態。
Interface アドレスが到達可能だったインタフェース。


コマンド書式

show ipv6 neighbors [ IPv6アドレス]
show ipv6 neighbors [ インタフェース名 ]


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
IPv6アドレス Pv6アドレスを指定することで、IPv6アドレスに対する情報を参照することができます。 IPv6アドレス形式 全ての近隣の情報を表示します。
インタフェース名 指定したインタフェースの情報を表示します。 lan 1
ewan 1〜2
vlanif 1〜100
全てのインタフェースの情報を表示します。

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