ポリシールーティング時に有効な中継先かどうかを判断するために、指定された中継先に対して監視パケットを送信する際のIpv4監視パケット(ARP)の送信間隔を指定します。
ARPまたはネイバのキャシュテーブルの参照を行い、IPv4ではMACアドレスが解決済みであったときに有効であると判定されます。
それ以外は、有効でないと判定されます。
有効である場合、ポリシールーティング機能では、指定された中継先への到達性があると判定し、その中継先を有効な経路と認識します。有効でない場合は、set ip next hopコマンドで設定された次の候補の判定を行います。
定変更後のリフレッシュでは変更前の監視パケット送信後、変更された指定が有効となります。
refreshコマンド後に有効になるコマンドです。
Router(config)#ip polling-interval 10
ip polling-interval [ 監視パケット送信間隔 ]
パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値 監視パケット送信間隔 IPv4監視パケット(ARP)の送信間隔を指定します。 5〜60 送信間隔を5秒に設定します。
監視パケットの送信間隔が5秒に設定されます。
基本設定モード