インタフェースのMSS値を指定します。
FITELnet F2000では、TCPヘッダオプションに含まれるMSS値を適切な値に書き換えることができます。
パケットに書かれている値と設定値を比較して小さい方の値にします。
refreshコマンド後に有効になるコマンドです。
Router(config)#mss lan 1 1300
mss <インタフェース名> <MSS値>
mss ipsec <MSS値>
パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値 インタフェース名 インタフェースを指定します。 lan 1
ewan 1〜2
pppoe 1〜24
ipsecif 1〜1000
vlanif 1〜150
tunnel 1〜500省略不可 MSS値 MSS値を指定します。
offを指定した場合は、MSS値を変更しません。
ipseifの場合は、VPNセレクタのMSS値を指定します。※11240〜1460※2
off省略不可
※1:IPsec interface以外に提供されるVPNセレクタのMSS値の指定となります。
※2:ipsec、pppoe、tunnelの各設定値の上限は、ipsec 1420、pppoe 1452、tunnel 1440となります。
各インタフェースからパケットを送出する際に、下記の値とパケットに書かれている値を比較して小さい方の値にします。
通常は変更の必要はありません。
LAN interface:MTU長 -40
EWAN interface:MTU長 -40
PPPoE interface:MTU長 -40
IPsec interface:MTU長 -40
Tunnel interface:MTU長 -40
IPsec VPN selector:(送信IF のMTU )-113
MSS (Maximum Segment Size)とは、TCPで一度に伝送できるデータの最大量。
最大セグメントサイズ。
基本設定モード