クラスマップ内でマッチするトラフィックを、入力インタフェースにより設定します。
トラフィックがIPv4パケットの場合、match ipv6コマンドは不成立となります。逆にトラフィックがIPv6パケットの場合、match ipコマンドは不成立となります。
複数のmatchが定義された場合、定義された順に評価されます。
同一class-mapにおいてmatch-anyが指定されている場合には、いずれのmatch行にもトラフィックが適合しなかった場合、該当するclass-mapには適合しなかったものとされます。
match-anyが指定されていない場合には、いずれかのmatch行にトラフィックが適合しなかった場合、該当するclass-mapには適合しなかったものとされます。
refreshコマンド後に有効になるコマンドです。
Router(config)#class-map video-class
Router(config-class-map)#match-any
Router(config-class-map)#match ip input-interface ewan 1
Router(config-class-map)#exit
match ip input-interface [input-interface <インタフェース名> [port <ポート番号>]
match ipv6 input-interface [input-interface <インタフェース名> [port <ポート番号>]
パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値 インタフェース名 クラスマップ内でマッチするトラフィックを入力インタフェースで指定します。 lan 1
ewan 1〜2
pppoe 1〜24
ipsecif 1〜1000
vlanif 1〜150
tunnel 1〜500全てのインタフェース ポート番号 LANインタフェースの物理ポート番号を指定します。 port 1〜10 LANインタフェースのポート番号
該当クラスマップにトラフィックはマッチしません
クラスマップ設定モード