priority dscp threshold

優先データとして動作するパケットを、dscp値で指定します。
dscp値が大きいほど優先度が高くなります。

refreshコマンド後に有効になるコマンドです。


設定例1 優先データとしてあつかうパケットをdscp値5とする

Router(config)#line lan
Router(config-line lan) priority dscp threshold 5


コマンド書式

priority dscp threshold < dscp値 >


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
dscp値 優先データとして動作するパケットを、dscp値で指定します。
ここで指定した値以上のdscp値を持つデータを優先データ、ここで指定した値未満のdscp値を持つデータを非優先データとして扱います。
LANインタフェースに送信する際に、送信キューの中に優先データが存在する場合は、非優先データは送信されません。
0〜63 省略不可


この設定を行わない場合

dscp値は32として動作します。


設定モード

Ethernet設定モード

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