show crypto map

VPNセレクタの設定情報および、Phase2のセキュリティポリシー情報を表示します。

表示画面例

Router#show crypto map
Crypto Map: MAP1
     Destination interface: IPSECIF 1
     Peer: xxx.xxx.xxx.xxx
     IPSec access list:  1
         protocol: ipsec  all (255)
         source  : xxx.xxx.xxx.xxx / xxx.xxx.xxx.xxx
         dest    : yyy.yyy.yyy.yyy / yyy.yyy.yyy.yyy
     Security-association lifetime: 0 kilobytes/ 3600 seconds
     PFS: None
     Transform set: TR1 {esp-3des, esp-sha-hmac}


各項目の説明

項 目 内 容
Crypto Map セレクタ名称を表示します。セレクタ名称とは、基本設定モードのcrypto map コマンドで指定した名称のことです。
Destination interace このセレクタのVPNを確立する際のインタフェースを表示します。
Peer IこのセレクタのVPNを確立するVPNピアノIPアドレスもしくはIPv6アドレスを表示します。
宛先アドレスの設定にドメイン名を指定した場合は、その設定内容が表示されます。
IPsec access list このセレクタが該当するIPsecアクセスリスト番号を表示します。
protocol, source, dest IPsecアクセスリストの設定内容を表示します。
Security=association lifetime Phase2 SA のライフタイム値を表示します。ライフタイム値は、中継バイト数と時間の両方が表示されます。
PFS PFSの設定内容を表示します。
Transform set このセレクタが使用するPhase2ポリシーの設定値(Phase2ポリシー名称)と、設定内容を表示します。


コマンド書式

show crypto map [ interface <inteface名> | tag <セレクタ名 ]


パラメータ

パラメータ 内容 設定範囲 省略時の値
interface VPNを確立するインタフェースを指定し、そのインタフェースを使用するセレクタの情報のみを表示します。 インタフェース名形式(LANを除く) 設定されている全てのセレクタ情報を表示します。
tag セレクタ名称を指定し、そのセレクタの情報のみを表示します。 セレクタ名


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