ipv6 mld proxy-group-upstream

装置全体としてマルチキャストルーティングを行う際の、MLD Proxyの動作を有効とするグループアドレスをアクセスリスト番号で指定します。
複数設定された場合には、アクセスリスト番号順にソートされます。
また、インタフェース設定モードと基本設定モードでアクセスリスト番号が重複する場合は、インタフェース設定モードが優先されます。
refreshコマンド後に有効になるコマンドです。

設定例1 アクセスリスト番号3300をグループアドレス、ewan 1を上流インタフェースとして指定する 

Router(config)#ipv6 mld proxy-group-upstream ewan 1 3300
Router(config)#


コマンド書式

ipv6 mld proxy-group-upstream <インタフェース名> <アクセスリスト番号>


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
インタフェース名 上流インタフェースに指定するインタフェースを選択します。 lan 1
ewan 1
vlanif 1〜16
省略不可
アクセスリスト番号 グループアドレスをIPv6標準アクセスリストの中から選択します。 3000〜3499 省略不可


この設定を行わない場合

MLD Proxyによるマルチキャストルーティングを中継しません。


設定モード

基本設定モード

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