configuration mode

mode-configのネゴシエーションにおいて、REQUEST/REPLY制御で動作するかSET/ACK制御で動作するかを設定します。

refreshコマンド後に有効になるコマンドです。


設定例1 REQUEST/REPLY制御で動作する

Router(config)#crypto isakmp policy 1
Router(config-isakmp)#configuration mode initiate


コマンド書式

configuration mode <制御モード> [skip]


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
制御モード REQUEST/REPLY制御で動作するかSET/ACK制御で動作するかを設定します。

initiate REQUEST/REPLY制御モードで動作し、自装置からreqを送信します。
respond SET/ACK制御モードで動作し、setを受信待ちをします。
initiate
respond
省略不可
skip skipを指定することで、mode-configを省略することができます。 skip mode-configを行います。


この設定を行わない場合

set-ackモードで動作し、setの受信待ちをします。
Mode Configを使用する場合は、ip vpn-nat inside sourceコマンドでmodeconfigで割り当てられたNAT+変換する設定を行う必要があります。


モードコンフィグの手法

モードコンフィグは、VPN通信を行う際にPeer同士の情報を交換する手法であり、情報交換方法は2パターンあります。

1)configuration mode initiateを指定した場合
※F100を例に説明しています。
  本装置はモードコンフィグのイニシエータとして動作します。
本装置から、モードコンフィグのレスポンダに対して、要求(Request)を送信して、返答(Reply)を待ちます。
 
 
 
2)configuration mode respondを指定した場合
※F100を例に説明しています。
本装置はモードコンフィグのレスポンダとして動作します。
本装置は、モードコンフィグのイニシエータから通知(Set)を受けて、承認(Ack)を返します。
 
 


設定モード

IKEポリシー設定モード

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