multi-path 【F1000専用コマンド】

slogにIPsec負荷分散の状態表示(single-pathまたは、multi-path)に関するログ情報を表示させる場合に設定します。


設定例1 IPsecアクセスリスト1に関する負荷分散のログのみを記録する

Router(config)#crypto ipsec-log
Router(config-ipsec-log)#multi-path eq 1


コマンド書式

multi-path {all | eq <1-2000>|gt <1-2000>|lt <1-2000>|neq <1-2000>|range <1-2000> <1-2000>}


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
all 全てのIPsecアクセスリストを対象とします。 all 省略不可
eq <1-2000> 指定するIPsecアクセスリスト番号を持つパスが対象となります。 1〜2000
gt <1-2000> 指定するIPsecアクセスリスト番号より大きい番号を持つパスが対象となります。
lt <1-2000> 指定するIPsecアクセスリスト番号より小さい番号を持つパスが対象となります。
neq <1-2000> 指定するIPsecアクセスリスト番号以外の番号を持つパスが対象となります。
range <1-2000> <1-2000> IPsecアクセスリストの範囲を指定し範囲内の番号を持つパスが対象となります。


この設定を行わない場合

IPsec負荷分散の状態表示に関するログを表示することができません。
ただし、no-path状態はログを表示します。
※:F80/100に関しては、デフォルトで状態表示に関するログを表示します。


設定モード

IPsecログモード

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