keepalive-icmp redundancy

IPsec冗長機能仕様時のICMPのKeepalive設定を行います。
crypto mapで冗長が設定されていない場合は、ルート情報に従って送信し続け、keepalive失敗等でSAが無くなったら送信をやめます。
基本設定として、redundancy interface設定は必ず設定されなければなりません。
また、ewan 指定時でかつ、インターフェースアドレス設定がmanual時のみ、redundancy address 設定が必要となります。
refreshコマンド後に有効になるコマンドです。


設定例1 ICMPのKeepAliveのnext hopを、192.168.50.3にする

Router(config)# crypto isakmp policy 1
Router(config-isakmp)# keepalive-icmp redundancy address 192.168.50.3


設定例2 ICMPのKeepAliveを送信するインタフェースをEWAN1に設定する

Router(config)# crypto isakmp policy 1
Router(config-isakmp)# keepalive-icmp redundancy interface ewan 1


コマンド書式

keepalive-icmp redundancy {address <A.B.C.D>| interface <インタフェース名>}


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
address <A.B.C.D> ICMPのKeepAliveのnext hopにするIPアドレスを設定します。 IPv4アドレス形式 VPNピア
インタフェース名 ICMPのKeepAliveを送信するインタフェースを設定します。 ewan 1〜2
pppoe 1〜24
※1
dialer 1〜20※2
省略不可
※1:F80の場合は、1〜5になります。
※2:F100のみ選択可能


この設定を行わない場合

IPsec冗長機能を使用することができません。


設定モード

IKEポリシー設定モード

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