callback 【F100専用コマンド】

コールバックの設定をします。
コールバック先番号をppp通知、発信者番号通知、dialerに登録された番号のいずれかから選択します。
このコマンドが設定されると、コールバックしない接続はできなくなります。
また、MP接続と併用することはできません。
ISDN回線が接続状態の時に設定を変更しrefreshした場合、接続状態は保持されます。

refreshコマンド後に有効になるコマンドです。

ただし、下記の状態の場合は、refreshコマンドを実行することができません。
 ・コールバック実行中
 ・発呼中
 ・着呼中
 ・切断中


設定例1 コールバック先番号をppp通知から選択する

Router(config)#interface dialer 1
Router(config-if dialer 1)#callback permit ppp


コマンド形式

callback {request {id | ppp | dialer} | permit {id | ppp | dialer}}


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
request {id | ppp | dialer} コールバッククライアントとしての機能をパラメータから選択します。

ppp CBCPコールバックを行います。
id コールバック先番号を発信者番号通知で指定します。
dialer CBCPのコールバックを行います。相手に番号を通知しません。
ppp
id
dialer
省略不可
permit {id | ppp | dialer} コールバックサーバとしての機能をパラメータから選択します。

ppp コールバック先番号をCBCPから取得します。
id コールバック先番号を発信者番号通知で指定します。
dialer コールバック先番号をdialer mapに登録された番号から取得します。
ppp
id
dialer
省略不可


この設定を行わない場合

コールバック接続を行いません。


設定モード

ダイヤルアップインタフェース設定モード


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